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富の王国 ロスチャイルド
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2008/12/04 |
JAN | 9784492061510 |
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
本を読んでとても安心した。というのも、どのようにして、富が築かれていったか、納得できる歴史経過と理由が書かれていたからだ。 偏見のない描かれ方は、貴重だ。日本ではそれほどユダヤ人に対しての先入観は激しくないと思うけれど、それでも、お金持ちのイメージや、高利貸しのイメージはなん...
本を読んでとても安心した。というのも、どのようにして、富が築かれていったか、納得できる歴史経過と理由が書かれていたからだ。 偏見のない描かれ方は、貴重だ。日本ではそれほどユダヤ人に対しての先入観は激しくないと思うけれど、それでも、お金持ちのイメージや、高利貸しのイメージはなんとなくある。 しかし、はじまりは高利貸しというよりは、各国の間で入り乱れる貨幣間の金や銀の含有量を量った両替商が実態のようだ。そういう時代だったのである。 また、血縁結婚を重ねていたので富が流出しなかったのも大きいだろう。 確実に生き残るための最小限の戦略だったかもしれない。 まわりが勝手に潰れていったことも多かったのではないか。 富の使い方も鮮やかで多くの美術、学術、スポーツ、慈善、などに拠出していて庶民の空想するお金持ち像のなかの最たるものだろう。 だが、それが簡単なことでないことは、本を読むとよくわかる。誰がやっても簡単でなく、条件は特別なものではなかったろう。むしろ、不利な立場だったのではなかろうか。 本をよんでいて、やりすぎないこと、というような、教訓が頭に浮かんだ。
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名前を聞いたことがあっても、どんな一族だか知らないロスチャイルド。大富豪でありながら、目立たない。フィクサーに徹する。多くの慈善事業も宣伝しない。とても興味深いです。
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