孔雀のパイ
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孔雀のパイ

ウォルター・デ・ラ・メア(著者), 間崎ルリ子(著者)

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孔雀のパイ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 地方小出版流通センター
発売年月日 1997/09/01
JAN 9784916016157

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2022/09/25

アーティゾーニの挿絵が良い。デ・ラ・メアの詩はイギリスらしい内容で、妖精や神話・伝説などが織り込まれ、静かな農村や海辺の暮らしが描かれる。時に残酷に、不意に哀しい死を予感させる描写は、当時の医療水準では助けられなかった命がたくさんあった事の表れかなあ。 夕暮れのもの悲しい内容が多...

アーティゾーニの挿絵が良い。デ・ラ・メアの詩はイギリスらしい内容で、妖精や神話・伝説などが織り込まれ、静かな農村や海辺の暮らしが描かれる。時に残酷に、不意に哀しい死を予感させる描写は、当時の医療水準では助けられなかった命がたくさんあった事の表れかなあ。 夕暮れのもの悲しい内容が多い気がする。改訂版が出ているようなので、そちらも読んでみたい。

Posted by ブクログ

2020/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どこかで目にしてよんでみたいなぁと思い、図書館で借りた。 【個人的に気に入った詩】 だれか、つまらない、ティー嬢、夏の宵、いろんな音。 何年か前に、絵本『なんでもない なつの日 「夏の夕ぐれ」』をよんで、デ・ラ・メアいいなぁと思った。 この本にも載っていていいなぁと思った「夏の宵」からその絵本がうまれたということを、自分のブクログの感想をみていまさっき知った。(こういう瞬間が嬉しい! ここにスピンを挟んで返そう) 今回まとめて詩を読んでみて、私にはわからないものもあったけれど、ひとつでも気に入る詩に出会えたならいいのだと思う。 上に並べた詩をみてみると、どうやら私はひそやかさや静けさと 音が好きなのかも、という発見があった。 あと、最後の詩にあった「終わりの歌」は辞世の句のような重たさがあるけれど、心に残るものがあった。 最後に、アーディゾーニの絵がすてき。 表情や特徴はわからないから普遍性が生まれているけれど、没個性ではないというか。 図書館で借りた本にはカバーがかかっていなくて、表紙と裏表紙がとてもすてきな絵です。

Posted by ブクログ

2018/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉がつむぐ情景を思い浮かべようと目をつぶる。 睡魔が襲う。 一瞬の夢のうちに、私はその世界を確かに味わった。 だって目が覚めた時にマザーグースのような奇妙な味わいと、ケルトの濃密な気配がかすかに残っていたから。 固有名詞が頭韻を踏んでいることが多かったので、全文を英文と日本語訳の両方で見てみたいと思いました。 英語、わかりませんけど。(笑)

Posted by ブクログ