知的武装 金言集 2

テクノロジー・環境

• 販売会社／発売会社: 日販アイ・ピー・エス
• 発売年月日: 2008/11/01
• JAN: 9784930774118

商品レビュー

2014/05/19

過去に大前研氏が寄稿した、社会を生き抜くために必要な「知的武装」に関する内容を凝縮してまとめた本。
このままだと日本は確実に中国にGDPで追い越されることを２００５年以前に預言していたことは流石。２１世紀のグローバル時代を生き抜くための三種の神器として{IT,語学力、財務｝をあげている。経営者に一番重要なことは、正しい方向性を決めることであると言い切っている。正しい方向性を判断できず、単にスピードだけを重視強調し、方向性を見失ってはいけない。また、機械やロボット等に置き換われない人間で一番大事な能力は、問題解決能力であると主張している点など、共感ができる著者の主張がちりばめられており、大変ためになった。

2010/11/14

より抜きサザエさんのように、雑誌等に掲載された大前研一の記事を集めたもの。
3割くらいのトピックは既知であったが、すぐに読めて1冊に集約されていて、
私には価値がある本だと思えた。

　学校は21世紀どころか19世紀の教育を繰り返している。
　新大陸時代に必要なスキルはIT、語学、財務の力である。
　それに構想力が加われば、非常に大きな武器になる。
　そういうスキルを身につけることのできる教育が重要なのだ。

学校と自分の課題が、上の言葉にいいたいことが集約されている。

・リーダーシップを経験すること
・リーダーは方向と程度（スピード）
・ITを駆使したサイバーリ－ダーシップ、得意分野、英語力が三種の神器
・700時間の進取の気性：700時間続けると成果がでる

PSA　Problem Solving Approach 問題解決法
本質的な問題の発見→解決のための施策→実行
（考えてみれば当たり前のように思えるプロセスだが
　科学的に、論理的に進めることが必要）

日本の借金は年金制度を含めて1500兆円以上。
少子化で就業人口は毎年40万人ずつ減っている。
借金を税金で返済するのは不可能。
このような場合、富が創出できる呼び込める仕組みをつくるべきなのに、
与党は富の分配に躍起になっている。

・・・・・・
700時間、英語か。。。。

2009/11/10

大前さんのいろんなところで執筆したものを焼き直ししている本書。まあ暇なときに読み返しながら考えるって使い方以外あんまり用途はないかも。