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カンピオーネ!(Ⅱ) 魔王来臨 スーパーダッシュ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/11/20 |
JAN | 9784086304603 |
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カンピオーネ!(Ⅱ)
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
はい、護堂さん!どこまでもお供いたします!
聡い読者諸兄なら、レビュータイトルに冠した祐理のセリフが前巻より変わっていることに気付くかもしれない。そう、「草薙さん」ではないのである。これが本巻のメインであり、全編を通してほとんど祐理のターンということである。エリカが脇にまわるほどのメインぶりである。第6章の2、4頁強に渡る...
聡い読者諸兄なら、レビュータイトルに冠した祐理のセリフが前巻より変わっていることに気付くかもしれない。そう、「草薙さん」ではないのである。これが本巻のメインであり、全編を通してほとんど祐理のターンということである。エリカが脇にまわるほどのメインぶりである。第6章の2、4頁強に渡る「儀式」のシーンは、壮大極まるバトルと並んで本巻のクライマックスと言えよう。危機的状況の最中に突然訪れる嬉し恥ずかし耽美なシーンである。神々のこと、カンピオーネのこと、正史編纂委員会のこと、それぞれの思惑のことなど、他にも多くの要素が絡んでくるが今はどーでもいい。面白いから読んで!の一言で纏めさせてもらう。祐理の心境に大きな変化はまだ無いが、気持ちの整理が出来ていないだけで、想いが護堂へ向かっていることは確実。最初はエリカが転校してきた本巻がラヴバトル勃発かと思っていたが実際はそこそこ止まり、次巻こそ爆発しそうということが最後に示唆されている。委員会の思惑絡みなバックアップで本人の思いも寄らぬ展開になりそうである。本来がお淑やかで世話好きな性格なため、言葉遣いの丁寧な控え目ツンデレという新しいキャラ誕生の予感である。エリカも濃厚なアタックを続けているので護堂の災難は終わりそうにない。あと、本巻で出てきたエリカの盟友【リリアナ】がとってもイイ味を出している。クソ真面目が災いしてエリカに弄ばれながらも、なかなかの毒舌で懸命に返す姿が実に可愛らしい。今後も登場して欲しいキャラである。星の数は本遍4+祐理の頑張り1である。
DSK
1巻の盛りに盛った設定を 少しずつ読みといていくような流れ。 矛盾点もなく、読みやすく。 王道ラノベとして、純粋に楽しんでおります。 真里谷可愛い。
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ラスボス級の強さを持つ神様との戦いを売りにしている作品のはずなのに、2巻目にしてカンピオーネ同士の戦いをぶっ込んでくる本作の構成は面白い ただ、相手がカンピオーネになったからと言って前巻の敵であるアテナのように傍迷惑な敵ではないかと言えばそんなことはなく、今回敵対するヴォバン公爵...
ラスボス級の強さを持つ神様との戦いを売りにしている作品のはずなのに、2巻目にしてカンピオーネ同士の戦いをぶっ込んでくる本作の構成は面白い ただ、相手がカンピオーネになったからと言って前巻の敵であるアテナのように傍迷惑な敵ではないかと言えばそんなことはなく、今回敵対するヴォバン公爵も周囲など顧みることなど無く強者との戦いを求めていく。 対する護堂もいざ戦うとなったら周囲への被害など顧みず全力を尽くすのだから、本作において敵が神様だろうとカンピオーネだろうと彼らが戦うとなった時点で周囲への甚大な被害は防ぎようがないことがよく判る内容だった。 護堂とヴォバンの戦いは戦力差が大きく有るだけに逃げに徹する場面と対峙する場面の違いがはっきりしていて、特に後者の場面では本当に激しい戦いが展開される。圧倒的強者に対して持てる力の全てを用いて対抗しようとする護堂には惚れ惚れとしてしまい、これから彼がどこまで強くなってしまうのか楽しみになる 日常方面ではエリカが転校してきたことで護堂の学園生活は賑やかになるけれど、今回はそれ以上に祐理との絡みが目立ち彼女がヒロインとなってくる エリカの不遜さは自信に基づいたものだしカンピオーネである護堂の隣に居る存在としてはこれ以上無いのだけれど、エリカに対して護堂は振り回されるような展開が多い。それだけにある程度護堂が引っ張っているようでいて、祐理も護堂をある程度制御しているような二人の関係性はとても新鮮に感じられる。 エリカと祐理では立ち位置も護堂との関係性も異なるために棲み分けがきちんと出来ている。その御蔭で三人の遣り取りはニヤニヤも出来るし楽しく読むことも出来たのはとても良かった
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