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直江兼続の義と愛
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
| 発売年月日 | 2008/11/13 |
| JAN | 9784140055564 |
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直江兼続の義と愛
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
直江兼続という人物を、彼の周辺を取り囲む人物から描き出す1冊。 難解な単語などを使っておらず、また重要な事項は繰り返し描かれているため読みやすくわかりやすかった。 ただ、書名に「義と愛」とある(本書の最終章を書名にも取っているものと思われる)ものの、「義」については周辺の人物の目...
直江兼続という人物を、彼の周辺を取り囲む人物から描き出す1冊。 難解な単語などを使っておらず、また重要な事項は繰り返し描かれているため読みやすくわかりやすかった。 ただ、書名に「義と愛」とある(本書の最終章を書名にも取っているものと思われる)ものの、「義」については周辺の人物の目からも繰り返し描かれ深められているが、「愛」については彼が鎧兜にさえ掲げており書影にも取り上げられていながらも最終章で少々の言及しかなく物足りなく感じた。本書は同著者『天地人』の補足的なものに思われるので、『天地人』の方も読んでみたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大河ドラマ「天地人」の放映に合わせて、作者火坂氏が出版された本。 直江兼続が影響を受けた人物、影響を及ぼした人物の項目を通して、彼の人生が分かりやすくまとめてある。 内容量は少ないので、さらりと読める。 心に響いたのは、上杉景勝の筋の通し方と兼続との相思相愛の関係。 この主従の気持ちが行き違ったのはただ一度。 関ヶ原合戦で討伐に向かってきていた家康軍が、石田光成挙兵に応じて引き返すを受けて、追撃を掲げた兼続と義にもとると退けた景勝。 兼続が目指したのは、義に基づく泰平。そのためには、理想を捨てることも必要。それに対し、景勝が目指したのは義そのもの。 行き違って、その結果、上杉家は約1/4に減俸されることとなるが、「ほれ、見たことか」と言わず、それでも上杉家の存続のために自らの嫡男を排し、時の家康側の大老の息子を養子に取り、自分の血筋を絶ってまで(結局絶たずに済む)主家を守ろうとする。 この主従愛には、感動を覚えました。 また、主人は主人で、減俸を受けて、「武名の衰運、今において驚くべきにあらず」つまり、覚悟の上で義を選ぶ行動をとっていたということ。 潔い。。。。なかなかできないよ。 無口で、一度しか部下の前で笑わなかったという景勝。でも、かっこいい。 さらに、兼続は、1/4になった減俸では家臣団の減俸も14になるはずなのに、自らの取り扶持を減らし、治世を行う事で、他を1/3にするだけで押さえた。 火坂さんが、兼続に惚れた理由も分かる一冊でした。
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直江兼続とそれに関わった人たちについて天地人の原作者が語った歴史エッセイです。 知っていることは多いのですが、改めて読むと楽しかったです。
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