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ロンドン こころの臨床ツアー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 星和書店 |
発売年月日 | 2008/10/30 |
JAN | 9784791106844 |
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ロンドン こころの臨床ツアー
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英国の看護士フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)がクリミア戦争の看護経験を元に設計したセント・トーマス病院(聖トーマス病院 St Thomas’ Hospital)の病棟は当時画期的であり、今もその思想は活かされている。 彼女はセント・トーマス...
英国の看護士フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)がクリミア戦争の看護経験を元に設計したセント・トーマス病院(聖トーマス病院 St Thomas’ Hospital)の病棟は当時画期的であり、今もその思想は活かされている。 彼女はセント・トーマス病院の一角に看護師のための学校も開く。看護士でありながらある時は建築家、そして教育者、更には統計学者、執筆家の顔をもつ彼女の足跡をナイチンゲール博物館で追う。 ジョンソン首相が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した際に入院したセント・トーマス病院、この由緒ある病院の歴史、そして病院内の教会屋根裏にかつて造られた手術室(当時の手術は見世物状態で麻酔もなかった The Old Operating Theatre Museum)や調剤薬局だったハーブ・ギャレット(Herb Garret)の博物館など、ロンドンの医療の史跡を書籍『ロンドン こころの臨床ツアー』、 『ヨーロッパの病院建築(建築巡礼)』を携えて巡る、ロンドン病院巡り。 ● ロンドンで病院巡りをするきっかけ『ロンドン こころの臨床ツアー』丹野 義彦 著に出会う ● 歴史上屈指の病院であるセント・トーマス病院(聖トーマス病院) ● 興味深い各国の病院建築、 『ヨーロッパの病院建築(建築巡礼)』を読む ● ナイチンゲール博物館(Florence Nightingale Museum)にみる、彼女の偉業 ● 病院が建ち並んでいたロンドン橋(London Bridge)の界隈とセント・トーマス病院の旧手術室 ロンドンの病院巡りのきっかけとなったのは雑誌『芸術新潮』で見かけたベスレム王立病院資料館(Bethlem Gallery)の記事であった。世界最古の精神病者の保護施設であり、患者たちの描いたアートが展示されているギャラリーが併設されているらしい。ここに行ってみたいが詳細情報が少なく、しかもロンドン市内から離れており、週に一度しか開館していないようである。 そこで、更にベスレム王立病院について調べている際に出会ったのが『ロンドンこころの臨床ツアー』というロンドンの医療関係施設の紹介本である。著者は、東京大学の心理学の学者さん。この本は、ご自身の専門の臨床心理学が深すぎて、平易な説明にすべく映画の話題などを織り込むのだけれど無理が祟って、アンバランスな仕上がりになっている。そのアンバランスさ加減がなぜか面白さを倍増させつつ、読みにくくもしているという面白本であった。 ページをめくると、その序文が凄い。『地球の歩き方』などのガイドブックには、ほとんど臨床施設の記述がないから(ある訳がない笑)、私がまとめれば、きっと多くの人に参考になるだろう(そんなことに興味がある人は多くはいない笑)と序文から快調にとばしてくる。 唯我独尊な方のようで、縦横無尽かつ好き勝手にロンドンの医療施設を事細かに紹介していく。ご本人は真剣なので、読んでいて不快感はなく。偉い先生がお戯れになった調子で、心地よさすら感じ、合わせて旅心もあるお方のようにも感じる。そして、学者さんだけあって、出典や参照がしっかり明記してあるのが嬉しい。該当項目をもう少し調べてみよう、旅先に盛り込もうという時に、この細やかさがとても便利だ。 冒頭で大宣言するだけあって、これを読めばロンドンの病院事情に詳しくなることは確か。著者の情熱にほだされ、目的のベスレムだけでなく、ロンドン市内にある由緒ある病院セント・トーマス病院とその手術室、ガイ病院、フロイトの住居だったフロイト博物館まで足をのばすきっかけとなった。 詳細はコチラから↓ https://jtaniguchi.com/nightingale-stthomashospital-oldoperatingtheatre/
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ユニークな本である。ロンドンがいかに臨床心理学、精神医学のメッカであるかわかった。同時に認知行動療法が世界の趨勢になっていることも。
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変わった本だな。と思い購入しました。別にこの本を読んでロンドンに行きたいとは思わなかったが(元々行きたい)、何かテーマを決めて街を回るというのは楽しいなと思った。大学、博物館、図書館、病院、、、と名前だけ書くと、一般的なそれらの印象が浮かんでくるだけだが、実はそれぞれに物語があっ...
変わった本だな。と思い購入しました。別にこの本を読んでロンドンに行きたいとは思わなかったが(元々行きたい)、何かテーマを決めて街を回るというのは楽しいなと思った。大学、博物館、図書館、病院、、、と名前だけ書くと、一般的なそれらの印象が浮かんでくるだけだが、実はそれぞれに物語があって、建物の中に入って細部を見てみないとおもしろい発見を見つけることができない。という旅のおもしろさも伝わってきました。
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