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間違いだらけの経済政策 日経プレミアシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2008/11/12 |
JAN | 9784532260255 |
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間違いだらけの経済政策
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
現在の経済状況には、マクロ経済理論が適用できないことを主張し、最後に今後行うべき施策について提言している。米国で博士を取得し、財務官としての経験を含め豊富な知識に基づく主張には説得力があり、かつわかりやすかった。ただし、今後のエネルギー政策について述べるに当たり、現在の資源、食料...
現在の経済状況には、マクロ経済理論が適用できないことを主張し、最後に今後行うべき施策について提言している。米国で博士を取得し、財務官としての経験を含め豊富な知識に基づく主張には説得力があり、かつわかりやすかった。ただし、今後のエネルギー政策について述べるに当たり、現在の資源、食料価格が下落した状況での意見を聞いてみたかった。
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2008年刊行。著者は早稲田大学教授。著者のいうマクロ経済の側面は大いに首肯。特に、決定論的経済学は未来の処方箋としては効能を失い、確率論を意識した経済学・経済分析の必要性を強く主張する面がそれ。また、本書刊行当時の価格デフレは、東・東南アジア全体との経済統合の結果であり、18世紀後期の欧州にも妥当した世界史的過程の一、というのもよく理解できる。さらに、重要なテーマは、①資源価格高騰への対応(中印の需要増が主因)、②将来の農産物不足(=価格高騰)への対応というのも大いに納得。が、対応策が……。 どちらかといえば、商学・農業経営学の範疇か。現場主義を唱えるのは著者の誠実性を感じるけれど。また、エネルギー問題に関する、著者の原子力利用の強調も、フクシマ以降、どこまで正当性を保持しえるか。疑問なしとしない。難しい……。
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今、世界経済は大きな転換期を迎えている。価格革命、経済統合、金融化と激しい構造改革が進んできている。経済政策もマクロからミクロの部門による介入が必要となってきている。時代錯誤の経済理論、展望のない資源政策を厳しく指弾している。
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