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大槻教授の最終抗議 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/11/19 |
JAN | 9784087204674 |
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大槻教授の最終抗議
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
火の玉研究家大槻教授の心意気が分かる本。なぜ火の玉を研究しているのか、なぜオカルトをたたいているのか?この本を読むことでよく分かる。単なるオカルト嫌いだと思っていたが、違った。その底にはカルト教団に牛耳られる日本を心配する心があった。自分自身まだ、霊的なものは存在しているとは思う...
火の玉研究家大槻教授の心意気が分かる本。なぜ火の玉を研究しているのか、なぜオカルトをたたいているのか?この本を読むことでよく分かる。単なるオカルト嫌いだと思っていたが、違った。その底にはカルト教団に牛耳られる日本を心配する心があった。自分自身まだ、霊的なものは存在しているとは思うが、少なくともTVや新興宗教物は全く信じていないので、大槻教授の言うことは大いにうなずける。
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大槻教授の人生を振り返りながら自分がどのようにオカルトと対峙してきたかを振り返り、そして今なお力を持つオカルトの一つである血液型占いや占星術を例として最後のオカルト批判を行っている。 大槻教授のそもそもの人生の原体験は、自分自身が子供の頃に見た火の玉なわけであるが、これの正...
大槻教授の人生を振り返りながら自分がどのようにオカルトと対峙してきたかを振り返り、そして今なお力を持つオカルトの一つである血液型占いや占星術を例として最後のオカルト批判を行っている。 大槻教授のそもそもの人生の原体験は、自分自身が子供の頃に見た火の玉なわけであるが、これの正体を見極めたいというのが本人のライフワークであったこと、そのために海外まで飛び立ったこと、それにもかかわらず、キワモノ扱いを恐れて長い間このことを隠してきたことが書かれている。 もちろん本人は真っ当な科学者で、物理の教科書も参考書も何冊となく書いている。したがって、本人は火の玉もあくまで科学として取り扱いたいのだろうが、オカルトが跋扈するこの国でうかつに火の玉の研究をやっているなどと公言すると、その手のオカルトと同列視され、本人だけでなく、研究室の学生などの弟子に対しても色眼鏡で見られてしまうであろうことを恐れたというあたり、本人は決してテレビのお笑い担当モドキや、ましてキワモノなどでは決してなく、科学者としても一社会人としても極めて真っ当な人物であると考えられる。 火の玉を実験的に作り出したくだりはこの本の中盤の要になるが、恐らくは大槻教授本人の人生の要とも言えるだろう。この火の玉の研究の成果はふとした偶然から公表されるようになったのだが、本人がオカルトバスターとしてオカルトを徹底的に叩く、一つの転機となった出来事ともいえる。 テレビに露出するというのはある意味、自分自身がキワモノになる道を歩むことになったわけだが、これがある意味、科学者としての真っ当な社会的責任であったことは、オウム真理教の事件が示している。 オウム真理教の事件については終章でもう一度取り上げられているが、大槻教授はこの事件を機に科学者の社会的な責任について痛感したと述べている。つまり、火の玉研究がオカルト批判への機会を作り、オウム真理教の事件がオカルト批判に対しての社会的責任を自覚させ、以後は自覚したオカルトバスターとして活躍していくのは、皆さんの知ってのとおりである。 米国では天文学者のカール・セーガンがオカルトバスターとして活躍していた。我が国においても大槻教授のような物理学者がいたことは喜ぶべきだが同時に、大槻教授の後を継ぐものが実質的にいない今、どうなるのだろう。最近になっても水からの伝言がどうとか、スピリチュアルなんとかなどの胡散臭い言葉が氾濫するようになる一方で、大槻教授のようにテレビで堂々とそれを正す者が現れない。 私たちは「大槻教授の最終抗議」を本当に最終抗議としてオカルトを撲滅しなければならないはずだが、その道のりは依然として多難どころか、オカルトがどんな形で噴出してもおかしくないような状況である。
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著者は言わずと知れた大槻教授。 利己的な理由で迷信・オカルトと否定してきた彼が、オウム事件を起こしたのは科学者の責任と感じ、世の科学者たちにきちんと科学とは何なのかを世間に発信していくことの重要性を熱く訴える。
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