![魔の罠(下) 制服少女恥辱馴致 フランス書院文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001605/0016058721LL.jpg)
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魔の罠(下) 制服少女恥辱馴致 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 1995/04/26 |
JAN | 9784829606186 |
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魔の罠(下)
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魔の罠(下)
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「罠」の真相と痛快な逆転
制服少女の調教を思わせるサブタイトルだが、その要素は程良く盛り込まれつつ実際は純然たる下巻として物語の後半が描かれている。謎を孕みながら蠢く「罠」の正体へと徐々に近づいていき、遂にはその真相が判明し、被害に遭った女性達の敵を討つ痛快な逆転劇となっている。企業の不正義を糾弾するより...
制服少女の調教を思わせるサブタイトルだが、その要素は程良く盛り込まれつつ実際は純然たる下巻として物語の後半が描かれている。謎を孕みながら蠢く「罠」の正体へと徐々に近づいていき、遂にはその真相が判明し、被害に遭った女性達の敵を討つ痛快な逆転劇となっている。企業の不正義を糾弾するよりも関わりのあった女性達の悔しさを代弁する主人公の、女好きとしての男気ある面目躍如と言えよう。 登場するヒロインは上巻に引き続き美雪をメインとしつつ、これに万里絵や有美が加わりつつも中心は奈緒美と留美子へ移っていく。そして、公式サイトにも記載がない程度の、ある意味ではオモシロ展開要員として【悠子】と【奈緒美の母】が登場する。 今回の「罠」は副社長派の企てらしいと見当をつけていく主人公の元へ、その副社長派の側近格にして奈緒美や留美子とも繋がりのある人物から社長の素行調査依頼が舞い込む。裏事情を掴みつつあるところへ該当者が現れる事態はまるで狐と狸の化かし合いといった様相だが、物語としては面白いフックになっている。この調査によって浮上した女性が悠子なのだが、厳密に言えば女性にあらず。シリアスな展開に程良いスパイスを与えている。 また、別件として調査を依頼されていた奈緒美に作者お得意の電車痴漢を盛り込んで、そして探偵の知恵を活かして近づき、関係を結ぶことにも成功した主人公だが、その母が途中でちらっと出てくる。後に夫(奈緒美の父にして万里絵のマゾパトロン)の浮気調査を主人公に依頼する母もまた今回の一件が落着した後に官能の艶花を咲かせてくれる。オマケの存在ではあるが、セレブな風情を纏わせながらも空閨の疼きには抗えない41歳である。 最終的に今回の「罠」は何だったのか?であるが、イメージダウンした自社の回復を企図しつつ派閥争いに勝利するための官能的な政治家工作である。このために社内や馴染みの美女(美雪&有美)あるいは「売り」で繋がった美少女(奈緒美&留美子)を眠らせたうえで斡旋し、その御零れに与りつつ保身と出世を目論む男達。そして、自らの性癖を満たす大物政治家。そうした下衆な男達は自業自得とはいえ予想以上に破廉恥で手酷い制裁を喰らっている。ほんの僅かに可哀想な気もしてくる顛末だが、この痛快な逆転劇によって読み心地が格段に上がることとなる。 下巻においても進む調教に加え、(上巻と同様な)主人公の悪巧みによって万里絵との3Pをも強いられ、その万里絵の手管によっても歓喜の絶頂を迎えてしまう美雪は男達の制裁に加担したことで社内の居場所を失うであろうが、その前に見切りをつけて主人公のパートナーを求めるところはその主従関係を愛情にも似た形で受け入れていることを窺わせる。この作者の基本とも言える「M性を有する被虐のヒロイン」として最後までその美貌と凛とした麗しさを湛えていたが、最後には主人公に甘い態度を見せる変化も見られて一層良かった。
DSK