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日本の古典をよむ(7) 土佐日記・蜻蛉日記・とはずがたり
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/11/01 |
JAN | 9784093621779 |
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日本の古典をよむ(7)
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
この本は、土佐日記、蜻蛉日記合わせて半分くらいの分量で、とはずがたりが半分の分量を占めていました。 かな文字の日記文のはじめである土佐日記から、平安中期の蜻蛉日記、朝廷が幕府に実権を握られてしまった後のとはずがたり、と日記文学の歴史的な発達?をみることができます。 土佐日記は...
この本は、土佐日記、蜻蛉日記合わせて半分くらいの分量で、とはずがたりが半分の分量を占めていました。 かな文字の日記文のはじめである土佐日記から、平安中期の蜻蛉日記、朝廷が幕府に実権を握られてしまった後のとはずがたり、と日記文学の歴史的な発達?をみることができます。 土佐日記は男性によるものであるからなのか、一番古いのに、文章が平易で短く、読みやすく感じます。この本の中では一番短い取り上げられ方ですが、本文全体も短いのかな? 蜻蛉日記は、どうして一文がこんなに長いのかなぁ。けれども、登場人物が限られているので、複雑さはあまりありません。そういう意味では読みやすいです。夫婦喧嘩の顛末を聞かされているような。妻はさんざん悪口言っているけど、夫が大好き。けど、気持ちが、こじれてる。めんどくさい人だなぁと、思うけどわかる気もする。 とはずがたりは、ほぼはじめて読みました。なので抜粋で読んだのに、登場人物も比較的多く、人間関係が複雑みたいで、注釈があるにも関わらず、読んでいるうちに「これ、誰だっけ?」と混乱してしまいました。原典はとても読めそうにないかも。そして、蜻蛉日記は旦那様一筋だけど、こちらはどうしてこうなっちゃったのか、男性があちらにこちらにとたくさんいて、めが回りそう。美貌のせいなのか、当時宮仕えをしていれば、男女の恋愛はそんなものだったのか、院との関わりが そうさせたのか、本人がそういう人だったのか、どうなんでしょう。これだけだと、二条がどんなふうに自分の境遇や生き方を感じていたのか分からないので、もう少し読んでみたくなりました。
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古文の物語は割と好きで、日記文はあまり興味がなかったのだけれど、心の動きの書きようがそれぞれで、面白かった。 なかでも、とはずがたりはなかなかに衝撃的でした。
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日記の中でも文学性のあるものを日記文学と呼ぶそうで す。本書は、その日記文学の始まりとされる10世紀の『土佐日記』から、14世紀の『とはずがたり』まで、それぞれ時代の違う個性的な日記文学3作品を取り上げて分かりやすく解説しています。古典の入門にもピッタリなこの本で、当時の人々のリ...
日記の中でも文学性のあるものを日記文学と呼ぶそうで す。本書は、その日記文学の始まりとされる10世紀の『土佐日記』から、14世紀の『とはずがたり』まで、それぞれ時代の違う個性的な日記文学3作品を取り上げて分かりやすく解説しています。古典の入門にもピッタリなこの本で、当時の人々のリアリティのある日常に触れてみませんか?
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