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銀河帝国の興亡(1) 創元推理文庫
定価 ¥660
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1968/03/25 |
JAN | 9784488604011 |
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銀河帝国の興亡(1)
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銀河帝国の興亡(1)
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商品レビュー
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雑誌掲載の第一作は『エンサイクロペディスト』。[原子爆弾]がHGウェルズの空想の中にのみあった時代に、原子力発電の事故で「惑星の半分が居住不可能になった」。銀河帝国の衰退の一徴だが、辺境星域で周辺に原発炉を供給しているファウンデーションは(技術者に僧侶のような宗教的衣装と儀式を与...
雑誌掲載の第一作は『エンサイクロペディスト』。[原子爆弾]がHGウェルズの空想の中にのみあった時代に、原子力発電の事故で「惑星の半分が居住不可能になった」。銀河帝国の衰退の一徴だが、辺境星域で周辺に原発炉を供給しているファウンデーションは(技術者に僧侶のような宗教的衣装と儀式を与えて)わざと原子炉を不安定にして?本社のエンジニアがいないとたちまち事故るらしい。小帝国の貴族に「プルトニウムを供給してくれますか」とからかう「太古の時代以外、発電所にPtが使われたことはない」 中学生の時から疑問に思っているのは化石燃料にたよるアナクレオンが宇宙船をもって周辺の脅威になりうること、推進エネルギーは何? 第一部(戦後、単行本刊行時の書下ろし)『サイコヒストリアン』。表紙にもなっているエレベーター内の会話「原子力発電とばかり思っていた」「昔はそうだったがね、今は温度差を利用している。それのほうが安いからね」ほんとうは“原発事故の可能性”を排除するためではないか?放射性物質を使う限り「原理的安全」は無く、「制御的安全」にすぎない。第四部『宇宙商人』の章では「いま僕が破壊工作すればどうなる」「射殺されるだろう」「でも原発は直せるのか?」といった会話がある。
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最初は早川文庫で読んでいたのだが、どうも盛り上がりに欠けるため(読み終わった今となっては、訳のせいというよりも、そういう展開だったのかなあと思っている)、創元社文庫に変更した。 最初は設定についていけず、ようやく理解し始めたのは2巻の三分の一を過ぎたあたりだが、なぜこんなにころこ...
最初は早川文庫で読んでいたのだが、どうも盛り上がりに欠けるため(読み終わった今となっては、訳のせいというよりも、そういう展開だったのかなあと思っている)、創元社文庫に変更した。 最初は設定についていけず、ようやく理解し始めたのは2巻の三分の一を過ぎたあたりだが、なぜこんなにころころと主人公が変わるのだろうとか(話によって登場人物ががらっと変わるのである)、これ前の章とどういうつながりなのと思ったりした。 世界観、展開に慣れるまで時間を要したが、一巻は後半(第三部?)がおもしろい、というかそこからおもしろくなってくる。興奮を掻き立てるような展開ではないが、それでもページを捲る手は止まらない不思議。 見通しがつかないというか、どういう結末になるのかはまだわからない。
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