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奇跡の宅老所「井戸端げんき」物語 介護ライブラリー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/10/27 |
JAN | 9784062824378 |
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奇跡の宅老所「井戸端げんき」物語
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奇跡の宅老所「井戸端げんき」物語
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宅老所で何が行われているのか、初めて知った。 自分の地域でどれくらいの宅老所があるのか調べてみよう。筆者が言うとおり、1中学校区に1つの宅老所があれば、日本の暮らしは変わるだろう。自分も将来、何らかの形でかかわりたいと思う。 以下、本文より。 この疑問(「死に際の在り方」)に答...
宅老所で何が行われているのか、初めて知った。 自分の地域でどれくらいの宅老所があるのか調べてみよう。筆者が言うとおり、1中学校区に1つの宅老所があれば、日本の暮らしは変わるだろう。自分も将来、何らかの形でかかわりたいと思う。 以下、本文より。 この疑問(「死に際の在り方」)に答えていこうと思ったとき、僕のスタンスは固まり始めた。安全のためという理由で、利用者の行動を制限したり管理したりしないこと。それでいて、死の間際まで支え続けること。 そんな寛容な社会を作るきっかけが、認知症の介護にはある。認知症になったおじいちゃん、おばあちゃんを、僕らはもうただ受け入れるしかすべがない。おかしな振る舞いがあっても、そういう人なんだと思えるかどうかに、認知症介護の成否はかかっている。 だから、認知症の介護に携わっている人だけでもそのことがわかれば、世の中は変わっていくと思う。求められる振る舞いができない人に対して寛容であらねばならないことを教えてくれるから、認知症は世の中の希望の光になり得るのだ。(中略) 「あるときは頑張れて、あるときは頑張れなくてもいい。だって、みんなそうだもんね」という価値観の創出ができたら、もう少し楽しくなれるんじゃないかと思う。そして、誰もが生まれてきてよかった思える社会になるんじゃないだろうか。 自分で自分の責任を取っていけなくなった人、責任をとれないと思われてしまった人(子どもや知的障がい、精神障がいのある人も)こそ、支援する必要がある。僕は、誰だってぼけた後でも普通の暮らしを続けてもらいたいと思う。「もうこの人は何もわからないから」といって病院や老人ホーム、グループホームに入れられたきりになってしまう人を、「いや、違うよ。ぼけが始まっているような状況だからこそ、今までどおりの普通の暮らしを続ける必要があるんだよ」と考える。そういうときだからこそ、本人の切なさを少しでも共有しようとあくせくする。
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辻信一さんの『弱さの思想』で紹介されていたので改めて気になって、井戸端元気についてご本人が書かれた本書をちゃんと読んでみた。老人ホームに預けられた祖母があっという間に弱っていくのを目の当たりにした悔しさを思い出したりしつつ、こういう宅老所がもっともっと全国に増えたらいいのに、と切...
辻信一さんの『弱さの思想』で紹介されていたので改めて気になって、井戸端元気についてご本人が書かれた本書をちゃんと読んでみた。老人ホームに預けられた祖母があっという間に弱っていくのを目の当たりにした悔しさを思い出したりしつつ、こういう宅老所がもっともっと全国に増えたらいいのに、と切に願う。いろんな人のいろんな弱さが、組み合わされることでいろんな力が引き出されている素晴らしい場の実例!
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「宅老所」というものを初めて知りました。 作者の生き方が凄くて、驚かされることばかり。 実際に井戸端元気を見に行きたくなりました。
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