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実学としての都市計画
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実学としての都市計画

実学としての都市計画編集委員会【編】

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実学としての都市計画

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぎょうせい
発売年月日 2008/10/01
JAN 9784324083611

実学としての都市計画

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商品レビュー

3

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2011/12/27

 職場の図書館で新しそうな本だったので、借りてきて読んだ。 平成20年発刊。  都市計画の大先輩の方々ばかりなので、コメントするのに気がひけるが、あえていうと、大きな骨格はあたっているけど、細部では時代遅れの部分と、大事だけどふれられていない部分がある。  時代おくれの部分...

 職場の図書館で新しそうな本だったので、借りてきて読んだ。 平成20年発刊。  都市計画の大先輩の方々ばかりなので、コメントするのに気がひけるが、あえていうと、大きな骨格はあたっているけど、細部では時代遅れの部分と、大事だけどふれられていない部分がある。  時代おくれの部分 (1)ごみ真空輸送。(p75)  ごみのように一時的に発生する物をパイプで輸送するのは効率的とも思えない。現在は、むしろ分別してごみの減量化が大事なので、真空輸送がこれから進むとは思えない。  若干触れられているが、これから重要になると考えられる視点 (1)エネルギー問題への都市構造からの対応  分散型のエネルギーシステムを考えると、小規模なガスタービン(ガスエンジン)と、電力、熱源の面的利用が必要になる。これが国土のエネルギーシステムのバックアップにもつながるはず。 (2)縮小する都市への対応  少子高齢化で、かつ、人口が減少する中で、いかに、都市をコンパクトにし、空いたスペースを緑などにかえしていくかの視点が重要。 (3)医療、介護施設などとの連携  これも少子高齢化だが、駐車場の計画よりも、これからは、高齢者に歩いていける範囲に医療、介護施設などがあることが重要。医療、介護施設などの計画的配置が重要。 (4)新しい施設整備よりも、既存の施設の維持管理、改修、マネジメントが重要  投資余力のない中で、いかに住みやすい環境に改善していくか、既存施設へのきめこまやかな手の入れ方が重要になる。 (5)大規模な災害からの復興の備え。  大震災のあと、やはり地震は予知できないことがわかった。地震など大災害を受けたあとにいかに速やかに復旧・復興に進めるかの事前の準備が重要。  一世代前の先輩たちの発想と、先輩たちが今の都市計画行政に強い不満を持っていることを十分理解した上で、都市計画の仕事にとりくみたい。

Posted by ブクログ

2009/02/01

実学、実務者の学問としての都市計画を挙げている著書。 教科書的な都市計画制度などの解説はなく、 総論や都市計画の転換を提言している。 エリアマネジメントや都市ブランド、景観法の欠点など、 これからの都市計画のあり方を示している。

Posted by ブクログ