日本石巡礼

須田郡司【著】

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2008/10/23
• JAN: 9784532166717

商品レビュー

2021/04/04

絶景のあと目が行ったのが「石」
版が19×21ｃｍでちょっと小さめなのが惜しい。

「地蔵岩」（三重県菰野町）
御在所岳の地蔵岩、岩にはさまれた小岩。御在所岳は鈴鹿山脈にあり「鈴鹿七峰」の主峰。ロープウェイがあるようだが。

「名草巨石群」（栃木県足利市）
方状節理を持つ粗粒の花崗岩。昭和14年に国の天然記念物。
　方状節理・・寝ざめの床などもそう。四角いブロックで割れるものは方状節理と呼び、六角柱などの柱状に割れるものを柱状節理と呼んでいる。

2008.10.23第1刷1版　図書館

2011/10/25

不思議な石や岩や、古くから多くの信仰を集める神秘的な石・岩。美しい写真や雑学とともに紹介されてます。足を運んで実際見てみたいな～と思う所もいくつか。落ちない岩とか、ホント不思議。ただ地名には振り仮名が欲しいです。文字の説明だけじゃわかりにくい箇所も。折角だから、もっと細かく写真を載せて欲しかったです。

2011/03/02

日本各地の祀られた石、巨石や奇石、石の物語、新しい石の聖地について。個人的にただでかいだけの石よりも、夫婦岩(滋賀県の太郎坊宮、島根県の琴引山など)や群れをなしている石(和歌山県の橋杭岩)に興味をそそられる。この本では多くを語られてなかったが、世界を視野に入れた石を祀る起源などといった、もっと根底の部分が気になった。