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洋行の時代 岩倉使節団から横光利一まで 中公新書
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洋行の時代 岩倉使節団から横光利一まで 中公新書

大久保喬樹【著】

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洋行の時代 岩倉使節団から横光利一まで 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/10/25
JAN 9784121019684

洋行の時代

¥220

商品レビュー

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2011/12/06

副題にあるように幕末の岩倉使節団から横光利一までの洋行の歴史をたどった本、といきたいところだが、洋行の歴史というよりはむしろ、洋行を体験した作家らの内面の歴史と言い換えたほうが良いかもしれない。著者は比較文学を専攻された方なので、予想通りというか、文人の洋行体験の記述が中心。?外...

副題にあるように幕末の岩倉使節団から横光利一までの洋行の歴史をたどった本、といきたいところだが、洋行の歴史というよりはむしろ、洋行を体験した作家らの内面の歴史と言い換えたほうが良いかもしれない。著者は比較文学を専攻された方なので、予想通りというか、文人の洋行体験の記述が中心。?外、漱石を始め永井荷風、高村光太郎、与謝野晶子、林芙美子、大杉栄、金子光晴、横光利一などの例が取り上げられている。日本近現代文学を洋行という視点で切り取った一冊という感じ。なので、表題にあるように文字通り洋行の歴史として読むには視点が偏っていて、物足りなさや違和感を感じるかもしれない。文学に興味があれば面白く読める。

Posted by ブクログ

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