バルバドスの海と砂 ハーレクイン・ロマンス

マーガレット・パージター(著者), みずきみずこ(著者)

• 販売会社／発売会社: ハーレクイン
• 発売年月日: 1984/12/01
• JAN: 9784833503594

商品レビュー

2011/12/11

西インド諸島バルバドス島の砂糖農園主（35）+イギリスの農場で働く元お嬢さん（19）[more]原題はa substitute bride。代用花嫁？しょっちゅう涙ぐんで俯くヒロインと、ガリガリのヒロインを魅力がないと嘲り、性悪フィアンセの嘘を鵜呑みにしてヒロインを売女と罵り、フィアンセへの復讐のために「手を出す気になどなれない」と言ってヒロインと無理やり便宜結婚し、ヒロインがパリでちょっと変身すると迫りだし、島へ連れ帰って７週間ほったらかし、その間に他の男に色目を使って自分の顔に泥を塗ったと責め、ベッドインして処女だったとわかった翌日ヒロインから逃げやっと自分の気持ちに気づくヒーロー。ヒーローがヒロインに吐いた台詞：「従姉にくらべ顔が平凡だから嫉妬してる」「顔が悪いと口も悪い」（私のような魅力のない娘とベッドに行きたくないでしょう？と聞かれ）「魅力があろうとなかろうと、暗闇では関係ない」「僕はブランチを妻として適当だと思っただけだ。今は君がいる。たとえ適当じゃないとしても、手に入れたものは充分楽しむさ」（男二人に喧嘩をけしかけたと決めつけて）「男は理由もなしに女のことで争ったりはしない。きみは美しくも身持ちがよくもないのだから、理由はひとつしか考えられない」・・・等等。冒頭、お産してる牝牛はデイジーｗ古い本なんでヒロインの台詞にきちがいって単語が出てる。あらすじ：3年前16の時父が事業に失敗して死に、ヒロインは学校を中退して伯父の農場に引き取られた。伯母は農場で雇っていた者を解雇しその仕事と家事をヒロインにやらせ、1年後伯父が死ぬと農場の切盛りを全てさせ、25歳のモデルの従姉と伯母は何もしない。ヒロインの従姉はヒーローとの結婚を控えているのに、男とパリに旅行に行く。従姉はヒーローに、その男はヒロインが付き合っている相手だと信じさせていた。予定より10日早くカナダから戻ったヒーローは、ヒロインを叩き髪を掴んで婚約者の行き先と連れを聞きだす。婚約者の裏切りを知ったヒーローは、その男を家に引き込んだと言ってヒロインを責め、ヒロインと結婚して婚約者を追ってパリのホテルへ行く。観光したいヒロインを無視し、ヒーローはヒロインを美容室やブティックに連れて行く。従姉たちと会った後、二人はバルバドスの屋敷へ行き、ヒーローの義母・義弟・義妹に会う。島にはヒーローと結婚すると目されていた女友達もいた。女性たちは冷たいが、義弟は優しくしてくれる。ヒーローはカナダへ行ってしまい、３年ぶりにのんびりしたヒロインは徐々に美しく変わっていく。ヒーローの女友達のパーティで知り合った女友達の兄に食事に誘われたヒロインは、義弟にばかり頼るのはいけないと思い出かけるが、高価なブレスレットをプレゼントしようとされ、断る。義弟からも結婚しようと言われ、この島の男性は頭が変なのかと困惑するヒロインｗ１週間後のパーティでその男性と義弟の喧嘩に来合わせたヒーローは、ヒロインを売女と罵り、ヒロインの寝室から何故か出てきたブレスレットを証拠だと突き付ける。ヒロインが喧嘩を止めに入ったとき義弟に顔を殴られたのを、自分が殴ったと思われたくないといって、ヒーローは所有する島へヒロインを使用人に送らせる。１週間後、やってきたヒーローは、寝室を同じにするよう強要する。