1,800円以上の注文で送料無料

神々の黄昏 ニーベルンゲンの指環4
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書

神々の黄昏 ニーベルンゲンの指環4

リヒャルト・ワーグナー(著者), アーサー・ラッカム(著者)

追加する に追加する

神々の黄昏 ニーベルンゲンの指環4

定価 ¥1,762

1,595 定価より167円(9%)おトク

獲得ポイント14P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 1984/09/01
JAN 9784403030154

神々の黄昏

¥1,595

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/08/28

ここに堂々の完結。始まりであり終り、円環の物語。まずは物語を聞いて、そこから音楽を聞いていたのだが、やはり音楽に圧倒される。 話の筋は相変わらずどうしようもないというか笑。あっという間にブリュンヒルデを忘れ、偽りの誓いをたて、そして滅びるジークフリート。苛烈な魂でその結末に導き...

ここに堂々の完結。始まりであり終り、円環の物語。まずは物語を聞いて、そこから音楽を聞いていたのだが、やはり音楽に圧倒される。 話の筋は相変わらずどうしようもないというか笑。あっという間にブリュンヒルデを忘れ、偽りの誓いをたて、そして滅びるジークフリート。苛烈な魂でその結末に導きながら、自身もジークフリートへの愛に殉じるブリュンヒルデ。美しい愛の死であることは変わりがない。二人は死することでようやく永きの愛を実現できる(トリスタンとイゾルデのように)「さあ、ごらんください!あなたの妻が、今おそばに!」 これはオペラで見てみたいものだ。そして崩れ去っていくワルハラ。神々はなぜ滅びる必要があったのか、私はまだその答えがつかみきれていない。これはオペラを見た時の楽しみとして取っておきたい。

Posted by ブクログ

2016/11/04

借りたもの。 神々、人間、侏儒族、そして親子三代――種族と世代を超えて連綿と受け継がれてしまう「指環」の呪い。 その連鎖と円環が、英雄とその妻の死をもって遂に断たれ、ラインの川の三人の乙女たち、在るべき場所に還ることで浄化される。 権力欲、そしてその後ろにある「指環」を渇望する...

借りたもの。 神々、人間、侏儒族、そして親子三代――種族と世代を超えて連綿と受け継がれてしまう「指環」の呪い。 その連鎖と円環が、英雄とその妻の死をもって遂に断たれ、ラインの川の三人の乙女たち、在るべき場所に還ることで浄化される。 権力欲、そしてその後ろにある「指環」を渇望する男たち―― 肥大してゆく男たちの執着と傲慢を、叡智と悟性で終止符を打つのは、女たちの役だった。 そこに至るまでには、女も信じる思いが執念になり愛憎に苛まされるのだけれど…… ブリュンヒルデ、グートルーネ、ラインの三人の乙女(ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロースヒルデ)たちの意思が、遂に指環を元の黄金に還元する。 その指環に絡み、築かれたワルハラは、『ラインの黄金』( http://booklog.jp/item/1/4403030106 )でのローゲの思惑通りに炎上する。 そこに神々の姿は無かったようだが、ヴォーダンはそれを見ながら何を思ったのだろうか? 己の願いの成就――指環の呪いの連鎖が解けた安堵だろうか? 破滅の安息だろうか? それにしても、ワーグナーのオペラの中には不思議な薬が主人公らの命運を左右してしまう。 いや、ケルト・ゲルマン神話のお約束なのか…… 『トリスタンとイゾルデ』の媚薬、『神々の黄昏』の忘れ薬と記憶を呼び戻す薬―― 西村佑子『魔女の薬草箱』( http://booklog.jp/item/1/4635810089 )を読んだばかりなので、ドイツと魔女の使った薬について考えることが多く、気になった。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品