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実利論(下) 古代インドの帝王学 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1984/11/01 |
JAN | 9784003326329 |
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実利論(下)
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実利論 下 古代インドの帝王学 著:カウティリヤ 訳:上村 勝彦 岩波文庫 青263-2 下巻は、反逆的な高官を謀殺するくだりから始まる 親族を利用しての謀略 毒殺の術 従者には、絶対的服従を強いる、そして、決して人格的な要件を欠いた王には仕えてはいけない、と説く 従者は約...
実利論 下 古代インドの帝王学 著:カウティリヤ 訳:上村 勝彦 岩波文庫 青263-2 下巻は、反逆的な高官を謀殺するくだりから始まる 親族を利用しての謀略 毒殺の術 従者には、絶対的服従を強いる、そして、決して人格的な要件を欠いた王には仕えてはいけない、と説く 従者は約定し、大地のように忍耐強く耐えるべきと教える 好機を待つ人に、好機は一度しか来ない。事をなさんと欲する人に、好機は再び得らえがたい 六計とは、和平、戦争、静止、清軍、依投、二重政策の6つ 隣接国は本来的な敵:隣国は敵対国 隣隣国は味方、隣接国の向う側にある国、敵の敵は味方 中間国は、隣接している国で、連盟を結んだり結ばなかったりする国 中立国は、敵、征服者、中間国の圏外にあって連盟を結んだり結ばなかったりする国 これらを、諸王の輪円(まんだら)という 弱小国の戦略 卓越した力をもつ盟主に庇護を求める 盟主を利用して敵と敵を離間させる 援助者がいなければ、城砦に籠る 敵が甚だしく強大であれば、城砦を捨てて逃げる それも無理であれば、一転、敵に突入する 弱小国には、懐柔策と、贈与を図る 強大国には、離間策と、武力行使を図る 弱小国では財産を惜しんではいけない 財産ではなく、自己の体を守れ、無常なる財産を何で惜しむか 和平は、約束や誓約を上策とし、保証や人質は下策である 一人息子を人質にとられたら、勢力が増大した時点で、人質の救出をはかる 教養がないことが、人間の悪徳の原因である 兵站に関する恐るべき知見:必要な二倍の量の食糧と資材とを輸送させるべきである 自国から継続して人員、物資を送ることが、補給である 自軍に有利であれば、公開戦を挑み、不利であれば、謀略戦を挑む 神殿で敵を謀殺する 石を落とし、毒を使い、地下で敵を捕らえる 城砦を奪取する方法 扇動、スパイ、謀殺、攻囲、突撃 正義にももとる敵には秘法(毒)を用いて、謀殺する 上記は、実利を得るための方法である ISBN:9784003326329 出版社:岩波書店 判型:文庫 ページ数:448ページ 定価:1370円(本体) 1984年11月16日第1刷発行 2004年08月09日第4刷発行 目次 上巻 訳者まえがき 第1巻 修養 第2巻 長官の活動 第3巻 司法規定 第4巻 刺の除去 訳注 下巻 第5巻 秘密の行動 第6巻 〔六計の〕基本としての輪円(マンダラ)(外交政策序論) 第7巻 六計について(外交政策本論) 第8巻 災禍に関すること 第9巻 出征する王の行動 第10巻 戦闘に関すること 第11巻 共同体(サンガ)に対する政策 第12巻 弱小の王の行動 第13巻 城砦の攻略法 第14巻 秘法に関すること 第15巻 学術書の方法(タントラ・ユクティ) 訳注 解説
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古代インドすごいです。王国を如何に統治していくかについてここまで詳細に書かれた書物が存在するとは思っていませんでした。
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