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渡部昇一の昭和史(正) WAC BUNKO
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワック |
発売年月日 | 2008/10/30 |
JAN | 9784898315927 |
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渡部昇一の昭和史(正)
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
以前読んだ昭和史モノの半藤一利氏の著書のAmazonの書評欄で半藤氏は偏った見識で渡部氏の本書が正しいとの意見を書いている方がいたので、これは偏った意見だけ読んでいてはいけないと思い読んでみました。 内容は大変勉強になりました。 明治維新から東京裁判までの出来事をわかりやすく日本人目線(ココ重要)で解説してくれます。 しかし文章としては半藤氏の文章の方が好きだな。 半藤氏は歴史ドキュメントという感じだが、渡部氏は歴史エッセイという感じ。
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今までの目線とは異なった目線で書かれた近代史、昭和史の本 今までは、日本は、アジア、欧米に対して、戦争で悪いことをしてきたから、ちっちゃくなっていくのが基本だった。 でも、そのような見方は実は誤りなんだと気づかされた本。 印象に残った具体例としては… ○明治憲法 不磨の大典として扱われてしまったため、改正するという概念がなかった。明治憲法を作った伊藤博文も、欧米に並ぶため、突貫でつくった意識はあったはずで、いずれは改正されるだろうという考えはあったと思われる。現状、欠陥があっても元老たちがいるから歯止めがきく。 しかし、その元老たちが死去した後のことを考えていなかったのは悔やまれる。 最後の元老、西園寺公望が亡くなってから、軍部の歯止めがきかなくなっていった。 ○ジョン万次郎への扱い アメリカから沖縄へ戻ったのであるが、通常なら死刑にあたるものの、薩摩の属国の沖縄だったため島津斉彬が接見。 アメリカにいただけあって、欧米、海外の情報をかなりもっており、それにすぐ気づき、死刑にせず。柔軟性があった。 ○財閥 欧米に追い付くため、財閥への優遇策をとる。なぜならば、中小企業が集まったところで欧米にはかなわない。 ならば、大企業、すなわち財閥へ優遇策をとり、さらに大きくならせることで、欧米に対抗できるようにした。 この手法は、韓国の朴正煕大統領も真似る。 今の、現代、三星、大宇がまさにそれ。 1960年代、韓国は朝鮮戦争が終結したのにもかかわらず、北朝鮮にも遅れをとっていて、GDPもアフリカ並み。 打開策として真似た。 ○井上馨 井上と三井財閥の癒着はすさまじかったらしいが、それは財閥を優遇することで、欧米に対抗できるようにしたためやむおえないこと。 日本国内でかなりバッシングがあったみたいだが、それには一切気にかけず、海外での自分の評価を気にしていて、かなりグローバルと言える。 そのような政治家は、吉田茂くらいだったのでは。 ○日露戦争 日露戦争は、もともと日本はロシアに対して物量の点で劣っていると感じていたため、いつどのタイミングで終わらせるかを常に考えていた。 よって、当初から当時友好的なアメリカを仲介役として、ロシアとの戦争終結へ向けて交渉を重ねていた。 かなりの外交センスがあったと思う。 太平洋戦争、日中戦争みたいにどうやって終わらせるか全く考えずに始めた戦争とは違い、すごいことだと思う。 何か物事を始めた以上、終わりを見据えながら行うものだと思うが、当時は本当に優秀だった。 ※この本は、従来と違った歴史の見方をしている。 真実を見る目は本当に大事と感じられた。
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本はどうして太平洋戦争を始めたのだろうか?どうしてあんな悲惨な結末になったのか? 戦前の日本は好戦的な国家だったのか? その理由をさぐるべく明治維新から歴史を見直すのが本書 教科書では知ることのできないどうしてそうなった?の部分が詳しく書かれているので出来事出来事の間を...
本はどうして太平洋戦争を始めたのだろうか?どうしてあんな悲惨な結末になったのか? 戦前の日本は好戦的な国家だったのか? その理由をさぐるべく明治維新から歴史を見直すのが本書 教科書では知ることのできないどうしてそうなった?の部分が詳しく書かれているので出来事出来事の間を有機的に結びつけて理解することができます。 以下、自分メモ 戦争をするときに考えなくていけない大事なことは、どうやって戦争を終わらせるかを予め決めておくこと。 これができた日露戦争は勝つことができた。太平洋戦争ではできなかった。 内閣が機能していたから戦争は止められた。軍人は戦争はできても戦争を終わらせる術を持たない。 明治憲法には内閣に関する規定がなかった。明治政府設立当初は元老の権威があったので内閣の機能を維持できた。 伊藤博文らの最大の失敗は維新の英雄達のいなくなった後のことを考えていなかったこと。 日本が自衛のために大東亜戦争を始めたきっかけ アメリカのホーリー・ストーム法による関税高税率による貿易活動の低下→イギリスなどの植民地を持つ国のブロック経済→自給自足経済確立のため、東アジアへの進出→ABCD包囲網→アメリカとの開戦
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