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激動期の美術 幕末・明治の画家たち 続
定価 ¥4,180
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ぺりかん社 |
発売年月日 | 2008/10/30 |
JAN | 9784831512154 |
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激動期の美術
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菊池容斎に興味があって借りた8人の美術史研究家による論文集。 実学の成果である地図を、想像力をはばたかせて上から俯瞰した視点で描いた鍬形蕙斎の一覧図を見て、自分の知っているランドマークを目を輝かさせて探す江戸の人々を思った。 明治が訪れ、西洋思想が入ってきて「美術」という言葉...
菊池容斎に興味があって借りた8人の美術史研究家による論文集。 実学の成果である地図を、想像力をはばたかせて上から俯瞰した視点で描いた鍬形蕙斎の一覧図を見て、自分の知っているランドマークを目を輝かさせて探す江戸の人々を思った。 明治が訪れ、西洋思想が入ってきて「美術」という言葉が生まれ、「美術家」や「画家」が芸術を追求する高尚な肩書としてできあがっていく過程、また絵師から画家になることを希いはたされなかった人々のことも書かれていたが、俗なる私は奇想と卓越した技術で市井の人々を喜ばせる俗なる絵師に心が惹かれる。 普段あまり難しい本を読まない身には、正直敷居が高かった。 キーワードを提示してくれていることによって、なんとか堅めの文章と専門用語の海を渡り、各画家とお近づきになることができたかな、と思う。 なんでもライトにすることがよいこととは思わないけれど、品よく膝をかがめて門外漢にもわかるように書いてくれる専門家というのは本当にありがたい存在だ。 こちらは続編であり、正編の方は河鍋暁斎や絵金が取り上げられているようで、そちらも読んでみようと思う。
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