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盗まれた手紙 バベルの図書館11

エドガー・アラン・ポー(著者), 富士川義之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1989/03/01
JAN 9784336025661

盗まれた手紙

¥990

商品レビュー

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2022/03/02

ボルヘス監修、バベルの図書館シリーズ。イタリアで刊行された青を貴重とした縦長の装丁で出版されています。 ボルヘスはポーを「人間エドガー・アラン・ポーのほうが彼の書いたどのページよりも、そしてそのページの総和さえよりも、もっと明確な存在になっている」と述べている。 そして「北米には...

ボルヘス監修、バベルの図書館シリーズ。イタリアで刊行された青を貴重とした縦長の装丁で出版されています。 ボルヘスはポーを「人間エドガー・アラン・ポーのほうが彼の書いたどのページよりも、そしてそのページの総和さえよりも、もっと明確な存在になっている」と述べている。 そして「北米には、その存在を抜きにしてはこんにちの文学が考えられないか、あるいは少なくとも現状とはかなり違う物になっていただろうと思われる作家が二人いる」として、ホイットマンとポーの名前を上げている。 ポーは「芸術は知性を働かせるものであり、霊感による天性のものではない」ということを定式化して、後の作家に引き継がれていったということ。 探偵役オーギュスト・デュパンの推理小説。白昼堂々と持ち主の前で盗まれた手紙。警察は盗んだ者の屋敷と本人の身辺を捜索するがどこにもない。するとデュパンがさらりと鮮やかに解決してみせるのだった。  /『盗まれた手紙』 大嵐で沈みかけた船の前に現れた巨大な船。わたしはその船に乗り込んだ。だがこの船の乗組員たちはまるで魂がないかのようだ。そして船は南へ南へと向かい…。 ==謎と迫りくる恐怖の短編  /『壜のなかの手紙』 瀕死の人間に催眠術を掛けたらどうなるのだろう?催眠術は、死の侵入をどこまで留めることができるのか? 私は瀕死のヴァルドマル氏の了承を得てこの実験を行った。 「わたしは、眠っている。死ぬところだ」 だが肉体は完全に死ぬと、恐ろしい言葉た出てくる。 「わたしは、眠っていた。だがいまは、死んでいるんだ」 病室がパニックになった。 わたしは彼を起こすべきなのか、完全に死んでいるのだが催眠術にはかかっている彼を?  /『ヴァルドマル氏の病床の真相』 雑踏の中を彷徨う男。彼の後をつけてわかった。彼は群集の中にしかいられない、そこでこそやっと存在する人間なのだ。  /『群集の人』 異端審問所で拷問の末、死刑判決が下された男が入れられのは、迫りくる恐怖により自ら苦難の死を選ばざるを得ない落とし穴と振り子の石牢だった。 ==苦しんで死ぬか、もっと苦しんで死ぬか。肉体の苦しみで死ぬか、精神の苦しみで死ぬか。宗教裁判系はきらいだーーーー  /『落とし穴と振り子』

Posted by ブクログ

2015/11/21

あまりにも有名なデュパンの活躍する、ポーの中編。 これ、中学生の頃、読んだなぁ~って思った。 当時のジュブナイル?

Posted by ブクログ

2012/07/11

盗まれた手紙(The Purloined Letter, 1845年) 壜のなかの手記(Ms. Found in a Bottle, 1833年) ヴァルドマル氏の病症の真相(The Facts in the Case of Mr.Valdemar, 1845年) 群集の人(Th...

盗まれた手紙(The Purloined Letter, 1845年) 壜のなかの手記(Ms. Found in a Bottle, 1833年) ヴァルドマル氏の病症の真相(The Facts in the Case of Mr.Valdemar, 1845年) 群集の人(The Man of the Crowd, 1840年) 落とし穴と振子(The Pit and the Pendulum, 1842年)

Posted by ブクログ

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