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家(下) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1976/01/01 |
JAN | 9784003202821 |
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家(下)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
本作は著者の自伝的小説といわれ、主人公である三兄弟のうち、家に縛られる長兄と新しい思想に燃える末弟(著者自身の投影)の対比が特に強調されています。愛する人をたびたび失ってまでも家に隷属することしかできない長兄に共感する現代日本人は少ないでしょうが、当時の中国人読者にはよくよく理解...
本作は著者の自伝的小説といわれ、主人公である三兄弟のうち、家に縛られる長兄と新しい思想に燃える末弟(著者自身の投影)の対比が特に強調されています。愛する人をたびたび失ってまでも家に隷属することしかできない長兄に共感する現代日本人は少ないでしょうが、当時の中国人読者にはよくよく理解できる「しがらみ」だったのかもしれません。一方、末弟の潔いほどの反抗的態度は時代を超えて共感を呼びますが、時に傲慢にすら感じられ、しかしこれだけの熱情がなければ長く続いた制度を変えていくことはできないのかもしれないとも思います。 結末が物足りなく感じるのは、家の内部が目に見えて改革されないまま終わるからではないでしょうか。ただ長兄が最後の最後に末弟と部分的にでも理解しあうことができたところが救いですし、家制度そのものが破壊されつくすまでにはまだしばらく時間がかかったということなのだろうと思います。
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はじめて巴金を読んだが、たしかに尻切れ蜻蛉的な作品だった。続編として春、秋と二部続くが、そこに今作の主人公たる覚慧はでないとのこと(原作三部とも購入したが『家』がそもそも中々捗らず)。あったことをそのまま書いた、と作者本人も語っていたようなので、それそれで良いと思うが、やっぱり少...
はじめて巴金を読んだが、たしかに尻切れ蜻蛉的な作品だった。続編として春、秋と二部続くが、そこに今作の主人公たる覚慧はでないとのこと(原作三部とも購入したが『家』がそもそも中々捗らず)。あったことをそのまま書いた、と作者本人も語っていたようなので、それそれで良いと思うが、やっぱり少し物足りなさを感じる。
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1920年頃の成都。旧式な大家族で、三兄弟がそれぞれ苦心・反発していく。 葬礼の様子や、酒令、竜灯などの文化が面白いが、輩行(相互の呼び方)は難しい。
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