いのち輝くホスピタリティ 医療は究極のサービス業

望月智行【著】

• 販売会社／発売会社: 文屋
• 発売年月日: 2008/09/01
• JAN: 9784990304560

商品レビュー

2016/03/01

病院経営の話だが、一般の企業経営にも十分参考になる良書。よく言われているESなくしてCSなしの本質が書かれている。さらにそれが理論ではなくて実践されているところが著者が経営する病院のすごさである。理念経営と風土づくり、システムの前にぶれない信念を経営者が持ち、それを諦めずにやり続けること。言うのは簡単だが…しかしやらなければ始まらない。そんな気づきを頂けた。

2013/09/05

人を信頼するという、現代社会では実現が非常に困難なことを、病院で行っているすごい集団。

やはり、トップが確固たる信念を持ち、あえて小規模にとどめていることで、現場の末端にまで理念を浸透させている。

2012/09/30

９月の読書会の課題本、Ａさんの推薦本です
なんだか選ぶ本にも人柄って出るよなぁぁって、今年に入ってからメンバー順番で課題本を
推薦してるので感じる
この本もＡさんならではのチョイスだなぁ～

まずは１回読んでみて「すげぇぇぇ」しか思い浮かばず（苦笑）
病院の院長先生が書かれた本だけど、完全な経営本だなぁと思った
扱う分野が企業のものか、医療なのかの違いだけだ
本当はあって欲しくないけど、もし胃腸系の病気になったらこの病院で診て欲しいと思った
病院運営は国家資格を持つ専門集団を運営するということ・・・
普通の企業運営よりも難しい部分があると、いろんな医療系の方のお話を聞いていると思う
でも川越胃腸病院は違うようで・・・
みんなが患者様のため、望月院長の理念のもと、自分で判断して動いている

大きな企業になると自分のとこの社長が今日何をしてるかも知らない
今日どころか、社長って何してるの？って世界（苦笑）
トップの理念なんて、なかなか末端には伝わってこないのが悲しいけど現状かな・・・
伝わってくる前に、いろんなところで曲がったり脚色されたりして違った情報がくるからねぇ～

読み終わる頃には川越胃腸病院の素晴らしさにお腹いっぱい状態になりました（笑）
できれば、欲を言えばここまでくるまでの失敗談とかドロドロした部分も知りたかったなぁ～