これがオンナのケモノ道 エフC

安彦麻理絵(著者)

• 販売会社／発売会社: 太田出版
• 発売年月日: 2009/10/14
• JAN: 9784778320720

商品レビュー

2022/05/15

ホストクラブやニューハーフパブ、フェティッシュパーティーなどアングラな催しへの潜入ルポという内容に惹かれ、表紙の絵柄も可愛いし、太田出版だからキワモノ的に遊んでいそうだし、極めつけは楽天で再販価格になっていたので、ついぽちってしまった…

しかし、読み始めて…表紙と違って中身の絵柄は汚いし、ご本人はハイテンションで書いているんだけどあまり落ちてないし、離婚した話とか自分のコンプレックスとか、ダレトクな話しが出てくるし、一体これのどこに需要があるんだろうか、という疑問で頭がいっぱいになった。

そこでブクログで他の方々のコメントを拝見したら、女性らしきの方々の「なんかほっとする」という声に少し納得しました。アビコさんの絵柄や体験に共感する女性も世の中には多いのかもしれない。

2012/09/03

オンナを赤裸々に描くＮＯ．１、安彦先生の体験エッセイ。
一番好きな話は「セーケーしないで美人風になる方法」のブスパ。
うんうん、やっちゃうのです。
健康を意識して玄米を食べて太る、、、なんでやねん！
と思いつつでも、やってる、、、イロイロと共感、さらには予想外で大爆笑できます。

楽しませてもらった次の日、だんながミッツ・マングローブ率いるチームとバレー対決。次の日は男（こち亀の中川）になった私が、マツコ・デラックスにストーカーされる夢を見ました。この漫画を読んだらオネエに関する夢が見れるのか、偶然なのか笑

2010/05/21

女の業を体現したような安彦さんの激しい人生と言動。でも女ならどこかしら共感できる部分がある。同じようなことやらかしちゃったり考えてたり・・・。そんな彼女の体験レポートマンガは読むとそのダメさ加減に癒される。読んだ方は「あはは馬鹿だなあ」と笑って安心して自分のダメさを許してしまう。悩みは解決しないけれど、気分は軽くなります。