子育てでいちばん大切なこと かわいがり子育て「質問箱」

佐々木正美【著】

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2008/10/15
• JAN: 9784479781882

商品レビュー

2024/08/20

親を信じているから、子どもは反抗する。
偏食は直そうとしなくて良い。楽しく食事させることが大事。
子どもは自分の言うことをよく聞いてくれた人の言うことを聞く。
家族の中であいさつが出来たら良い。
喜びのコミュニケーションをたくさん取ることで、悲しみを分かち合うことができる。→他者の気持ちを考えられる。
上の子から可愛がる、上の子から選ばせる、上の子からやってあげる。自分から妹が先でいいよと言うようになる。
親よりも友だちと遊ぶ方が大事。まずは親と一緒に遊び楽しむ経験をたくさんすると、友だちとも楽しさを交換できるようになる。
子育ては順番が大切
　・家族で喜ぶ→友だちと喜ぶ
　・上の子優先→妹が先でいいよと言ったら逆に
　・まずみんなと一緒→みんなよりちょっといい
　・嬉しい気持ち→人の悲しいを分け合える
　・ありがとうと言われる→ごめんねが言える
子どもに劣等感をもたせることは、子育てで最も避けたいこと。
発達障害などで、本人が教室で劣等感や自己不全感を感じるようになったら、特別支援学級に入れるのが良い。
できても、できなくても、あなたが大好きという親であってください。
兄弟げんかをしながら、仲直りの練習をする。親の無理な仲裁はいらない。頃合いを見て、おやつにしようと試合終了を宣言すれば良い。
愛されているという安心感があると、子どもは意見や希望が言えるようになる。→友だちへの主張もできるようになる。
色々な人と接しながら生きる練習が足りない子の方が仲間外れの対象になりやすい。
根拠のない自信がある子は、教える、教えられるという関係を喜ぶことができる。
「早く！」と言われると、子どもは自分を否定されていると感じる。遅いなら手伝ってあげれば良い。早くはもう言わないと決める。
子どもはさまざまな色の愛に包まれて成長するほうが幸せです。その色の数が多いほど、健やかに成長します。
共働きは、一緒にいられる時間が短いからこそ、我慢していい子にしなさいではなく、うんと甘えていいのよと伝える。
そのままのあなたが大好きという愛情(母性性)を十分に与えられた後に、こうしなければいけないというルール(父性性)は教えられるべきもの。そして、父性性は、学校や友だち、地域社会が子どもに与えてくれる。
否定や拒否、子どもの個性を認めない、早くと言い続ける、もっともっとと過剰に期待することが、後々の問題行動に結びつく。
夫婦どちらかが子どもを叱ると考えなくて良い。夫婦が一緒に子どもの意見を聞いてあげれば良い。
無理に褒める必要はない。ありがとう、ごめんなさい、おたがいさまですよという3つの言葉がコミュニケーションの基礎。
子どもを幸せにするために一番大切なことは、自分のことを好きな子どもに育てること。そして、子どもの現在を幸せにすること。

2023/05/18

しつけられるかな大丈夫かなとか思っていたけど、子供の話をしっかり聞いてあげて、自分の価値観に合う素晴らしいことがあった時に褒めてあげれば良いんだな。しつけってそんなに単純で良いんだと思えた。タメになりました。

2023/02/28

子育てで一番大切なことは、自分のことを好きな子どもに、育てること。とても心に残りました。自分っていいなと思いながら毎日を生きている子どもは、将来もきっと幸せになるだろうなと思いました。
将来のために、今これをさせなければ！と色んな習い事をさせたり、勉強させたり。それも勿論間違っていないのだろうけれど、まずは今日子どもが幸せであるように、それが明日へとつながっていくように。まずは、自分のことを大好きになるように日々親として子どもを大切に愛そう、たくさんサポートしようと思いました。