![空へ、いのちのうたを ポプラ・ウイング・ブックス](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001604/0016041211LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 児童書
- 1205-02-10
空へ、いのちのうたを ポプラ・ウイング・ブックス
![空へ、いのちのうたを ポプラ・ウイング・ブックス](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001604/0016041211LL.jpg)
定価 ¥1,760
110円 定価より1,650円(93%)おトク
獲得ポイント1P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2008/10/01 |
JAN | 9784591105382 |
- 書籍
- 児童書
空へ、いのちのうたを
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
空へ、いのちのうたを
¥110
在庫なし
商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の少女コンフォートは、葬儀会社の娘。 幼い頃からお葬式をたくさん見てきたため、 死がどういうものか、わかっていたつもり。 しかし、大好きだったエディストおじさん、 続いてフローレンティンおばさんの死が訪れる。 コンフォートのいとこのピーチは、やんちゃで素直な男の子。 彼は死を間近で見て取り乱す。 葬儀の日、コンフォートはピーチのめんどうを見るよう頼まれるが、 どうにも手がつけられないので参ってしまう。 コンフォートの学校の子たちは、 彼女が葬儀会社の娘であることをばかにする。 親友だったはずのデクラレーションも、 その子たちの影響を受け、ふたりの仲はぎくしゃくしてしまう。 数々の難題に、 コンフォートは少女らしいまっすぐさをもってぶつかっていく。 そして、たしかに成長していく。 ********** 読み終わっていちばん心に残ったのは、 コンフォートの家族、スノーバーガー家のあたたかさ。 子どもたちの成長をゆっくり、見守っている。 ピーチのめんどうを見るのなんて絶対いや、 というコンフォートを、やさしくさとすお母さん。 コンフォートという一人の人格に、大事に接している。 それから、何度も出てくる言葉、 「わたしの人生は奉仕のためにあるの」 エディストおじさんから始まって、スノーバーガー家の合言葉となり、 コンフォートの胸にもしっかり刻まれている。 人生の意味を、幼いながらにこのような尊いものとして 捉えられている彼女はすごいなあ、と思う。 エディストおじさん、フローレンティンおばさんのことを、 コンフォートはくりかえし、くりかえし思い出す。 ふたりが言葉や行動で残してくれたものが、 コンフォートを動かしていく。 大切なものを誰かの心に残す人。 わたしも、いつか、そんな人になれたらいいなあ。
Posted by
葬儀屋さん一家のはなし 10歳の女の子語り部 アメリカの児童書(?)なんですが、うっかり号泣でした。 泣けた〜 葬儀屋さんだから家族の死についてのこととかがいろいろあって 死ぬことや遺された家族の思いとかいいこといっぱい書いてあったなあ 友達が変わっちゃったとか いとこがい...
葬儀屋さん一家のはなし 10歳の女の子語り部 アメリカの児童書(?)なんですが、うっかり号泣でした。 泣けた〜 葬儀屋さんだから家族の死についてのこととかがいろいろあって 死ぬことや遺された家族の思いとかいいこといっぱい書いてあったなあ 友達が変わっちゃったとか いとこがいやでしかたないとか そういうのも10歳らしくていい 家族のあたたかさを感じました。いい本だこれは!
Posted by
葬儀社に生まれ育ったコンフォートは、死についてなんでもわかっているつもりだった。でも、大好きなおじさんとおばさんが相次いで亡くなって、死がそれほど単純なものでも、簡単に乗り越えられるものでも無いことを知ることになる…。 主人公のコンフォートはもちろん、登場人物がみんな個性的で、一...
葬儀社に生まれ育ったコンフォートは、死についてなんでもわかっているつもりだった。でも、大好きなおじさんとおばさんが相次いで亡くなって、死がそれほど単純なものでも、簡単に乗り越えられるものでも無いことを知ることになる…。 主人公のコンフォートはもちろん、登場人物がみんな個性的で、一癖も二癖もある。人間そのものの滑稽さ、愛らしさがユーモアとなって物語全体に流れている。死を扱っているから、もちろん涙無しでは読めない部分も多々あるのだが、読後に残る印象は爽やかで明るい。ああ、読んで良かったなあ、と思い、また、身近な人の死について、こんなふうに思えたら、と一筋の光が差すようにも思う。なにより、子ども自身が成長する力を、心から信じている作者の気持ちが嬉しい。 物語の中で重要な存在である愛犬(優秀な葬儀犬)は泣かせます。
Posted by