幽霊探偵と銀幕のヒロイン(4) ミステリ書店 ランダムハウス講談社文庫

アリスキンバリー【著】, 新井ひろみ【訳】

• 販売会社／発売会社: ランダムハウス講談社
• 発売年月日: 2008/10/14
• JAN: 9784270102411

商品レビュー

2017/05/04

長らく閉鎖されていた映画館がリニューアルオープン。記念の映画祭が開催され、往年の大女優を含む映画関係者が招待された。
そんな中、映画館でスピーカーの落下事故が起きる。その事故を皮切りに、関係者が次々に死んでいく。
ペネロピーはジャックの力を借りて捜査に乗り出す。

撮影所の風景とか、乗ってる車とかがサンセット大通りみたいだな～と思っていたら、サンセット大通りからいくつか引用されてましたね。
昔の映画のポスターがいっぱい出てきて楽しい。ほとんど知らないけど。

今回のジャックの事件は、いつもと違って未解決事件。
ジャックも気付かなかった部分にペネロピーが気付いて、60年越しに解決。
近隣住民のみんなで知恵を出し合って解決するシリーズなのも面白い。
ちょっとは成長してるけど、ジャックに認められるのはまだまだかな。

2015/08/15

相変わらず察しは悪いし迂闊だけど、ペネロピーも成長してきたかな？息子君も。
それにしても書店、よく事件現場になるこった(笑。
シダーズ署長に対する印象もちょっと変わったかな。良い方に。

2012/06/08

シリーズ４作目ということだけど、読んだのはこれが初めて。だからなんで幽霊探偵なのかとか、ヒロインとどうして話ができるのとか、そういう基本的なことが「はあ？」な感じだったけど、でも知らなくても気軽に読める。今後この二人はもっと親しくなっていくのかな。