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亡き妻へのレクイエム
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亡き妻へのレクイエム
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
あらすじに魅かれて読んだ物の、ミステリとしてはイマイチだった。★なし。 [more] 出だしの提示される謎が魅力的なのに、続けて読んでいくとただの社内抗争小説(しかもポルノ小説なみのつまらなさ)になってしまう。 読ませていくならもっと魅力的な謎を提示していかなくては。 ただし、...
あらすじに魅かれて読んだ物の、ミステリとしてはイマイチだった。★なし。 [more] 出だしの提示される謎が魅力的なのに、続けて読んでいくとただの社内抗争小説(しかもポルノ小説なみのつまらなさ)になってしまう。 読ませていくならもっと魅力的な謎を提示していかなくては。 ただし、この小説家は生きかたも含めて興味がある。 ほかの作品も読んでみたい。 もう一つ、翻訳は一癖あってなじめなかった。会社のボス(主人公とたいして年は変わらない)が自分を「わし」と呼ぶのはどうかと思う。サラリーマン金太郎の津川雅彦ではあるまいし。
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妻の遺品を詰め込んでしまい忘れたトランクから見つかったのは、妻から自分への心温まる手紙だった。 夫は手紙の内容とそれを書いた当日自殺した妻との違和感に独自に調査を始める。 ロマンスをうかがわせる始まり方でありながら、当の夫婦のロマンスはそれ程なく、むしろ調査を手伝う現在の恋人と...
妻の遺品を詰め込んでしまい忘れたトランクから見つかったのは、妻から自分への心温まる手紙だった。 夫は手紙の内容とそれを書いた当日自殺した妻との違和感に独自に調査を始める。 ロマンスをうかがわせる始まり方でありながら、当の夫婦のロマンスはそれ程なく、むしろ調査を手伝う現在の恋人との関係の描写の方がしみた。 ミステリ部分は本格ものではあるけれど、ペーパーバックという制約上こんなもんで勘弁してくださいと言った感じか。 かなり早い段階であれこれ想像がついてしまうけれど、きちんと読めるのは素晴らしい。 今ならDNA鑑定とかで簡単に済んでしまうことがこの時代は一つのエピソードとして成り立っていることを考えると、現代の作家も大変だな〜と思ってしまうよ。
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