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緑は危険
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緑は危険
¥660
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
映画 「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」をみて、原作者「クリスチアナ・ブランド」を知った。 ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/5c483a7318a0568324711d8ef2e664c5 『映画「ナ...
映画 「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」をみて、原作者「クリスチアナ・ブランド」を知った。 ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/5c483a7318a0568324711d8ef2e664c5 『映画「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」を見る』 : 〜 Myブログ「https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005」 「マチルダばあや・・」シリーズは、はユーモアたっぷりの児童小説だが、 全く違った本格推理の作家らしい。その本を読んみよう 2012/1/11 予約 1/18 借りる。 1/25 読み始める。 1/28 中止。 借りた本は、S58年(1983年)二刷 ¥380 図書館カードの最後に借りたスタンプは、63.3.1 かなり黄ばんで 字も小さい、昔の本です。 内容と著者は 内容 : 第二次大戦下の英国、陸軍病院で起きた殺人事件を、コックリル警部が調査していく本格ミステリ。 著者 : 1907〜88年。マラヤ(現マレーシア)生まれ。 著書に「ハイヒールの死」「緑は危険」「ジェゼベルの死」等。 チャイナ・トンプスンやメアリー・アン・アッシュ等の名義でも作品を著す。
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戦時下のイギリス陸軍病院で起こる殺人事件。ばんばん空襲があって、みんなてんてこまいで、その特殊な状況の描写がまず興味深かった。容疑者6人しかいないし、情報はフェアに出そろってるのに、犯人ぜんっぜんわかんなかった。訳はかなり古め。
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登場人物は限られており、冒頭で7人の中に犯人がいることが宣言されている、パズラー小説。 この7人と患者1人との間の恋愛模様を織り交ぜながら、2つの殺人事件と2つの殺人未遂事件が発生する。 犯行の可能性、殺人の方法や動機など、それぞれに工夫が凝らされている。 2つ目の殺人事件で、被...
登場人物は限られており、冒頭で7人の中に犯人がいることが宣言されている、パズラー小説。 この7人と患者1人との間の恋愛模様を織り交ぜながら、2つの殺人事件と2つの殺人未遂事件が発生する。 犯行の可能性、殺人の方法や動機など、それぞれに工夫が凝らされている。 2つ目の殺人事件で、被害者が二回刺されていた理由、手術着を着せられていた理由の真相が面白いし、3つ目の殺人未遂事件の動機も面白い。 しかしながら、1つ目の殺人事件と4つ目の殺人未遂事件における手術中の殺人トリックだが、このような方法が実現可能かどうかを、読者には判断できない。 この方法がわかって初めて、誰が犯行を行いえたかを考えることができ、2つ目の殺人事件における「二回刺されていた理由」も説明できるので、読者には最後の方まで推理ができない。 また、犯行動機は登場人物の過去に根差しているのだが、そのつながりが直接的には書かれていないので、想像力が必要。 読者がこの真相を推理するのには、相当な推理力が必要ではないだろうか。 コックリルの捜査だが、容疑者を隔離しての焦らし戦術であり、事件に対する議論が不足しているのが不満。
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