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クィア・セクソロジー 性の思いこみを解きほぐす
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | インパクト出版会 |
発売年月日 | 2008/10/10 |
JAN | 9784755401916 |
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クィア・セクソロジー
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
セクソロジーとは性科学のことだ。性は個人の物であり多様性がある物だ。にも関わらず性は昔から権力(政治)により規制され続けてきた。性を管理されないために理論武装する必要があるという思いで読む。
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※このレビューにはネタバレを含みます
*内容紹介* セックス=愛? 愛さえあればうまくいく? セックスするのは誰のため? 性に対する思いこみを解きほぐすことで、 自分の<からだ>をとりもどし、 人といっしょに生きていく力を呼び覚ます。 性暴力、セックスレス、エイズ、 同性愛、性同一性障害、男女共同参画などの今日的問題を、 映画・音楽・アートも含めた身近な話題を通して、 マイノリティの視点から包括的に捉えなおす。 ジェンダー/セクシュアリティの新しい展望をきりひらく、 斬新でクィアなエッセイ集。 +++ ノーマルだと思っている私が←ノーマルっていう定義は なによ?というツッコミはなしでお願い 用語や定義すら把握していない初心者(まさに私のコト)が読んでも 分かりやすいのではないかと思う でも読み始めて 奥の深さにびっくりした 【クィア】とは元々「変わり者」という意味で 20世紀に入ってからは主に性的な規範から逸脱している人 (いわゆる「女性的な男性」や「同性愛者」など)に 対する侮辱語として使われていたらしい 著者が学んだ【セクソロジー】とは ミッシェル・フーコーが批判した西洋近代における「性の科学」や 男女のセックスにおける快楽を追求するノウハウとして展開した 「性の技芸」とは一線を画す、とのコト 入門編、基礎編、実践編、理論編から成っていて 著者が体験したユニークなワークショップ 「セックス=生物学的な性 ジェンダー=社会・文化的な性」 という単純な理解に対する筆者の困惑 医学、心理学 生物学、歴史学、宗教、最近はやりの脳科学 マスコミなどのそれぞれが提示するものが違くて これは それぞれの情報をなんとなくそうなんだととぎれとぎれに 漠然とそう思い込んでいた私自身に じゃあ 私はどうなん?という問題提起を投げかけた 言葉だけ漠然と知っていただけで “私は 私の思い込みも心も身体も分かってなかった” 読みながら 目からウロコが落ちた(爆) その思い込みで苦しんでいる人もたくさんいるだろうなと・・・思った。 また音楽と「性」のつながり 女性のピンク映画監督やセックスウォーカーへのインタビュー など 多岐にわたる ふだんやっていることを少しずらしてみる 「ずらし」のクィア戦略・・・ この本は 私にとって ただセックス(男と女の)ではなく ジェンダー 性に対する思い込みだけではなく 私ってなに・・・?という問いかけにもなった 自分の身体を愛してあげたいな・・・うん 巻末に参考文献がたくさん載っていたから 気になる本を読んでみようと思いますぅ 私にはとっても良い本でした
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大変興味深い内容で、読み進めるうち著者に対する偏見も薄れていきました。思い当たる部分、理解できない部分、新しい発見など色々です。★マイナス2個はセックスワーカーへの自分の違和感です。経験から「振り回された」過去を考えると職業と割り切ることへの違和感が拭えません。
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