覇王の番人(上)

真保裕一【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/10/09
• JAN: 9784062149600

商品レビュー

2020/05/11

大河ドラマ麒麟が来るをみてから明智光秀の人間性に引かれ読み始めました。慎重な光秀がなぜ織田信長を討ったのかこの本を読みはじめてわかるような気がします。

2020/02/11

織田信長はあまり好きではない。
明智光秀が好きなので読んでいる。

織田信長が好きではなくても、割り切ったやり方、勝ちたいという意識の高さ、そういう点からは憎めない。
やはり良くも悪くも人を惹きつけるカリスマ性があるかと。

この小説では、それぞれのキャラが薄ぼんやりとしていて魅力的に見えない。

戦いのシーンは多いけど、それよりももっと心理面とそれぞれの特徴をもっと打ち出してほしい。

比べてしまうが、垣根涼介『信長の原理』を読んだ後のせいか、そのあたりが弱く感じられて物足りなかった。
あくまでも上巻を読んでのことだが。

本能寺の変の明智光秀の心理が下巻でとのように書かれているかが楽しみだけど、そこでこの物足りなさを払拭してくれるのか？

この上巻は引きつけられる場面がなく、やや読み終えるのに苦痛だったということ。

忍びの鬼めー！みたいな場面が多く、またか…と読む気が失せそうになった。
最近流行りの鬼滅の刃？（鬼退治ぐらいしか知らんけど）みたい。

2013/04/15

明智光秀の生涯をつづった歴史モノ。真保さんなので、期待したんだけど、なんか読みにくい。現代小説の作家さんがとりあえず書いてみました。みたいなノリを感じてしまう。下巻に期待か？（期待できない気がする・・・）