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新宗教ビジネス 講談社BIZ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/10/03 |
JAN | 9784062820950 |
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新宗教ビジネス
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商品レビュー
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たまにはこういうのも読んでます。 宗教とカネは政治とカネと同じぐらい話題になりやすいものですが、それをここまでフラットに記載するとは…島田氏の取材力は素晴らしいですね。 宗教について語られる本の中では珍しい宗教本体ではなく、ビジネスモデルについて語る本。 それぞれの宗教につい...
たまにはこういうのも読んでます。 宗教とカネは政治とカネと同じぐらい話題になりやすいものですが、それをここまでフラットに記載するとは…島田氏の取材力は素晴らしいですね。 宗教について語られる本の中では珍しい宗教本体ではなく、ビジネスモデルについて語る本。 それぞれの宗教について批判的には書くのではなく、また好意的にも書いているわけではなく、あくまで新宗教のビジネスについてのみ掘り下げているのも面白い。 どういう風に資金を集め、どういう風に使っているのか。 フラットに書きすぎていて、ビジネスモデルへの掘り下げはそこまでしっかりとしてるわけではなかった気がしますが、導入本(なんの?)としては面白いのではないかと。 新宗教を始めたい人、どういうタイプのビジネスモデルで行うべきかを学ぶには最適の本だと思います。
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島田裕巳氏の「新宗教ビジネス」を読んだ。 毎回思うが、平易でわかりやすい表現で説明する文体には感服する。 新宗教の収益構造が、ひとつのビジネスモデルとして一般の経済活動にも通じるところがあるという主張。 トップに富が集約すると、内部分裂や紛争が起きるわけだが、それを回避するた...
島田裕巳氏の「新宗教ビジネス」を読んだ。 毎回思うが、平易でわかりやすい表現で説明する文体には感服する。 新宗教の収益構造が、ひとつのビジネスモデルとして一般の経済活動にも通じるところがあるという主張。 トップに富が集約すると、内部分裂や紛争が起きるわけだが、それを回避するための仕組みを持っていることも教団の維持には欠かせないとも。 どんな宗教であろうが、思想であろうが、金の魔力は大きいということか。 ビジネスモデルとしては ・どこもやっている「献金型」 ・創価学会などの「ブック・クラブ型」出版事業 ・「スーパー・コンビニ型」祈祷、イタコなど、欲しいサービスのみに料金を払う ・真如苑のようにステージがあがる都度、上納する「家元制度型」 があり、「献金型」は既に限界にきているとのこと。 確かに、拠出する側の財力も乏しい昨今、使途が明確ならまだしも、不明な上納には財布の紐は厳しくなっている。 他のモデルはコンテンツビジネス、ソーシャルネットワークビジネスで、宗教に特化したことではないように思う。 どのビジネスモデルも共通しているのは、お金と信仰心がリンクされていることだろう。 まぁ宗教に限らず、ある商品の信奉者とファンというのはいるわけで、アップル社のマニアのいるわけで、特別なことではない。 筆者のいうとおり、宗教もお金とは切り離せないわけだ。 確かにお金への態度が重要なのはわかるが、それが特定の宗教団体やグルへの、信仰心のバロメータとするのは危険であり、どんな宗教を信仰する人でも、その点について自らを客観視する姿勢がグラウンディングだと私は思う。 宗教で儲ける(儲ける宗教団体を作る)という切り口で、宗教のビジネスモデルを分析し、おもしろく書いた本なら「完全教祖マニュアル」をお勧め。
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創価学会に関する著作で名をはせた感がある著者。 今回は創価学会のみならず、大本教や天理教など、その他の宗教も含めて、その経営モデルを紹介している内容です。 そもそも、いわゆる新興宗教はどのように体制を維持しているのか。献金だけでは組織の運営は回せないはず。そうなると、体制を維持...
創価学会に関する著作で名をはせた感がある著者。 今回は創価学会のみならず、大本教や天理教など、その他の宗教も含めて、その経営モデルを紹介している内容です。 そもそも、いわゆる新興宗教はどのように体制を維持しているのか。献金だけでは組織の運営は回せないはず。そうなると、体制を維持させるような経営システムをその内部で確立させている必要があります。 そんな観点から、様々な宗教を取り上げて、その運営の仕組みや収益の上げ方が解説されています。 紹介された全ての宗教に触れている紙幅はありませんが、おそらく読んだ方は「へぇ、宗教も苦労して儲けてるんだなぁ」と思うことと思います。 いくら信心の問題であろうと、運営が関わる以上、お金と活動は切り離せない。そこに切り込み、しかも上手く説明している良書ではないでしょうか。 こういった切り口があってこそ、「宗教とは何か」といったような大きなテーマにも入っていけるのではないかと思います。 「創価学会にかぎらず、物を売るわけでも、サービスを提供するわけでもない宗教団体が、その維持運営のためにどうやって金集めをするかは、相当に難しい事柄なはずである。宗教団体を作ったからといって、自動的に金が集まってくるわけではない。実際、経済的に苦しい宗教団体も、世の中にはいくつも存在している。その点で、それぞれの教団は、いかに金集めをするかで苦労し、効率的で効果的なシステムを作り上げるためにそれ相当の努力を重ねている」(p188)
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