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市場化時代の経済と安全保障 叢書日本の安全保障
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市場化時代の経済と安全保障 叢書日本の安全保障

関井裕二(著者)

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市場化時代の経済と安全保障 叢書日本の安全保障

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 内外出版
発売年月日 2008/05/01
JAN 9784931410329

市場化時代の経済と安全保障

¥220

商品レビュー

3

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2011/05/29

アジア諸国は、資本の自由化をいち早く行うことで、海外の資本を利用するという恩恵を受けてきたが、政府、中央銀行が海外資本のコントロールを有効に行う手段をもっていなかったために、国際資本に国内経済をかく乱させる危険性を孕んでいたのである。 経済がグローバル化する中では、企業の国籍が希...

アジア諸国は、資本の自由化をいち早く行うことで、海外の資本を利用するという恩恵を受けてきたが、政府、中央銀行が海外資本のコントロールを有効に行う手段をもっていなかったために、国際資本に国内経済をかく乱させる危険性を孕んでいたのである。 経済がグローバル化する中では、企業の国籍が希薄化し、もはや国内資本、海外資本といった区分けがなくなってきている。 欧米化を目指す近代化政策は国民の大多数を占めるイスラム教シーア派には、イスラム教を軽視する動きと思われて、宗教者、イスラム原理主義者からは近代化政策への反対が強く主張されていたのである。 経済グローバル化は市場経済の恩恵をもたらす一方で、市場が本来もつ不安定さをもたらした。 プーチン政権になってからのロシア経済が順調に発展しているのは、石油価格が上昇したからだけの理由ではない。強権的ともいわれるが法律の遵守、課税の強化、治安の維持といった国家としての役目を徹底し、政治的な安定を果たしたからこそ、経済の発展、成長があった。 経済の発展、成長のために市場経済化を進めることが不可避のものであるならば、それによって発生する富の不平等、貧困の拡大を是正、緩和する解決策は市場にゆだねるのではなく、国家、政府の役割である。

Posted by ブクログ

2010/03/18

アジア通貨危機とエネルギー危機を通して金融市場と資源の国家の適正管理を書いている。筆者の書くとおり、個人的な見解が目につくが、マレーシアの対応が勉強になった。

Posted by ブクログ

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