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中国官僚覆面座談会 お人好し日本人フォーエバー Clickシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/10/02 |
JAN | 9784093878012 |
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中国官僚覆面座談会
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
題名通りの中国の官僚たちの名前を伏せて著者と座談会。 2007-8年と中国が上向きで、これからもそれが続きそうな時期で、イケイケドンドンだった記憶があるが、やはりこの頃でもすでに歪みはかなりのものだったことがわかる。著者は中国との関わり合いも長く、また著作も多い方と認識しているが、そんな彼でもえー?となるようなコメントが色々出てくる(わざとそう書いているのかどうかは知らない)。中国人はよく外国人は我々のことがわからないという。確かに非常にわかりづらいところはあると思うが、そのロジックで生きている彼らが外のことを理解できるとも思えない。またたまたま外国と接点が多く、両方を理解できる中国人がその仲介者となる気配も見られない。日本はその辺は少しぐらい居るような気がするんだけどな・・・。 以下、興味深いと思ったコメント等のまとめ。 ・チベット騒乱をめぐる報道では、中国は自分の立場を総動員してアピールしたが、効果がなかった。すでに言論コントロールして、自分に都合の悪い情報は出さないという評価が定着してしまっていたため、すべてウソと受け取られてしまった。 ・治安を守るはずの公安は犯罪がなくなると困り、チベット問題がなくなれば統一戦線工作部が困る。 ・四川地震の手抜き工事の報道が途中からシャットアウトされたのは、批判をさせないことが目的じゃなくて全国に同じ問題が広がったら大問題化する可能性があったから。 ・四川地震の後、最初は震災の被害者に対する同情から人民がまとまったような雰囲気となったが、それを寄付等を強制するような空気が生まれ、最後は魔女狩りになった。その傾向は、最初は誰それ構わず非難していたが、仇富と呼ばれる、金持ちに寄付をいくら出したか調べ上げるといった方向にいった。 ・秋後算帳:騒ぎの最中には触らず、収まったころに個別にけじめをつける。 ・冷凍毒ギョーザ事件の犯人がすぐに捕まらなかったのは、労働者問題に発展させたくなかった政治的判断かもしれない。 ・役人は部門によっては、灰色・黒色収入(賄賂など)が莫大。それに慣れると失うときの自分の惨めさも想像でき、定年直前にまじめな官僚が汚職に走る現象がある。それを夕暮れ現象と呼ぶらしい。 ・オリンピックに向けて対外的に問題が起きないことが大切なので、ラッキーなのは問題起こしちゃった人たち。事件が闇に葬られたから。 ・中国の各省庁は自前の農場を持っている。国家のために仕事をする官僚が最低限食べ物を心配しなくてもいいようにと周恩来が始めたとか。 ・陳情者は八方塞がり。まず地元から出られず、出られても北京で公安に見張られ、受け入れられたかと思うと、金で売られてなかったことにされる。
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中国の「官僚」4人による座談会をまとめた本。北京五輪、四川大震災、毒ギョーザ事件、チベット問題、安倍首相辞任などの2008年当時の中国や日中関係のトピックスについて、結構ざっくばらんに語っており、中国の「官僚」の本音が垣間見えて興味深かった。人民解放軍が戦争をしたがっているという...
中国の「官僚」4人による座談会をまとめた本。北京五輪、四川大震災、毒ギョーザ事件、チベット問題、安倍首相辞任などの2008年当時の中国や日中関係のトピックスについて、結構ざっくばらんに語っており、中国の「官僚」の本音が垣間見えて興味深かった。人民解放軍が戦争をしたがっているということや中国政府も一枚岩ではなく内部で機関対立があるということ、チベット問題よりも東トルキスタン問題を重視していること、台湾問題に対する強硬な姿勢など、中国について理解が深まった。 しかし、「官僚」4人の内訳は、国務院外交部課長補佐、武装警察北京総隊大佐、国際協力機関職員、国家シンクタンク日本担当研究員(中国共産党機関紙記者)とかなり偏っていて、純粋に「官僚」といえるのは外交部課長補佐だけではないかという気はした。また、内容があまりに時事的すぎて、ちょっと情報の賞味期限が短いかなという印象を持った。
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08年10月10日より更新。 中国がわかる本。しかし、簡単に信じてはいけないとも思うんだよね。 賄賂が蔓延っている中国、地位をお金で買うのが常識であり、またあまりの庶民と官僚の格差に驚いた。 病院に徹夜で並ぶ上、整理券しかもらえず、さらには割り込まれることも普通にある上、...
08年10月10日より更新。 中国がわかる本。しかし、簡単に信じてはいけないとも思うんだよね。 賄賂が蔓延っている中国、地位をお金で買うのが常識であり、またあまりの庶民と官僚の格差に驚いた。 病院に徹夜で並ぶ上、整理券しかもらえず、さらには割り込まれることも普通にある上、診察は短くしかも薬も粗悪なものを渡されることがある一方、グリーンカードなるものが官僚にはあるという。 待遇よいが、格差ってこういうことか。 賄賂ということで、守屋防衛事務次官のことなんて中国じゃ驚かないし記者だっていかないという。 日本の格差とはまた少し違うが、中国のほうが残酷な気がした。
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