![人間と象徴 無意識の世界(上巻)](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001602/0016026987LL.jpg)
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人間と象徴 無意識の世界(上巻)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 1975/09/15 |
JAN | 9784309240459 |
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人間と象徴 無意識の世界(上巻)
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
この本は、欧米の読者向けに書かれていると見るべきだろう。私には西洋の伝説の参照例がほとんど理解できなかったし、絵や写真も文章とどのように関連しているのか、考え込んでしまった。キリスト教圏の民族の素養がある人向けに書かれた本、という認識がないと読書中に挫折する。 初めの章は、ユン...
この本は、欧米の読者向けに書かれていると見るべきだろう。私には西洋の伝説の参照例がほとんど理解できなかったし、絵や写真も文章とどのように関連しているのか、考え込んでしまった。キリスト教圏の民族の素養がある人向けに書かれた本、という認識がないと読書中に挫折する。 初めの章は、ユングが書いて河合さんが訳した章なのだが、この章が特にわかりにくい。85歳のユングの文章は、老人よくあるあるの、偏見、くどさが目立つ。それに、ユングには、東洋人は野蛮な人間というバイアスがかかっているのが読み取れる、これにはがっかりした。(ユングだけではなく欧米人全体が基本的にそうなんだと思う。イエローモンキーなのかな~日本人は) なので、反面で、河合さんの日本人向けに読み下した、いろいろなユング的な本は、日本人の私の頭脳に浸透するように書いてあると痛感した。 うまく説明できないのだが、西欧(スイス)でのキリスト教とユングの関係は、東洋(日本)での仏教と河合さんとの関係と同じではないかと、私は思うようになった。ユングが生来的にキリスト教徒であるように、河合さんは、生来的に仏教徒なんだと思う。この差は大きく水と油のよう相容れないように感じるのだが、どうなんだろう。
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読めば読むほど夢は個人の持ち物ということを念頭において慎重に扱われるってイメージ タイプ論の『感覚は我々に何かが存在していることを告げ、思考はそれがなんであるかを告げ、感情はそれが快感を与えるかどうかについて告げ、そして、直観はそれがどこからきてどこへ行くのかを告げる。』 元々...
読めば読むほど夢は個人の持ち物ということを念頭において慎重に扱われるってイメージ タイプ論の『感覚は我々に何かが存在していることを告げ、思考はそれがなんであるかを告げ、感情はそれが快感を与えるかどうかについて告げ、そして、直観はそれがどこからきてどこへ行くのかを告げる。』 元々感情が合理機能に分類されているのがよく理解できていなかったから、すごい腑に落ちた つまり、感情には快と不快という基本感情があって、「自分にとって快であるか不快であるか」という、確固たる価値判断基準のもとに働いているというふうに考えると確かに合理的だと思いました。
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タイプ論の発表、フロイトからの離脱など、「なぜそうするに至ったか」というストーリーを書いた晩年の著作。というかかなりの部分をお弟子さんに書かせているので彼が監修した本。色んな苦悩に対して救いがあります。たぶん再販か改訂版なんですが見事な装丁ですね。美しいです。四六版てとこもキュー...
タイプ論の発表、フロイトからの離脱など、「なぜそうするに至ったか」というストーリーを書いた晩年の著作。というかかなりの部分をお弟子さんに書かせているので彼が監修した本。色んな苦悩に対して救いがあります。たぶん再販か改訂版なんですが見事な装丁ですね。美しいです。四六版てとこもキュート。 訳者は河合隼雄、元文化庁長官ということで今や少し香ばしい立ち位置の方になっちゃいましたが、本書は1975年の出版ですからバリバリ現役の時ですね。訳本であることを感じさせないセンスを感じます。 上巻の前半はユング自身が執筆したもの。
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