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レイテ沖海戦1944 日米四人の指揮官と艦隊決戦
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レイテ沖海戦1944 日米四人の指揮官と艦隊決戦

エヴァントーマス【著】, 平賀秀明【訳】

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レイテ沖海戦1944 日米四人の指揮官と艦隊決戦

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2008/10/10
JAN 9784560026366

レイテ沖海戦1944

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2018/11/13

米国人著者による日米双方の調査に基づくレイテ戦記。特にハルゼーのミスに対する米国側の指摘は厳しい。米国側からの見方が詳しく参考となったが、日本側、特に天皇の行動及び好戦的な考え方については、調査が浅く誤りが多いように思う。翻訳は、日本の史料はそのまま記述するなど随所に工夫が見られ...

米国人著者による日米双方の調査に基づくレイテ戦記。特にハルゼーのミスに対する米国側の指摘は厳しい。米国側からの見方が詳しく参考となったが、日本側、特に天皇の行動及び好戦的な考え方については、調査が浅く誤りが多いように思う。翻訳は、日本の史料はそのまま記述するなど随所に工夫が見られ、素晴らしい。参考となる記述を記す。 「人種的均質性こそが日本の力の源泉だとするなら、人種的異質性こそがアメリカの力の源泉だといえよう」p88 「(ハルゼーの許可を得ずに駆逐艦をオーストラリアに向かわせたバークに理由を尋ね)「わが部隊にはビールとウイスキーが必要だったのであります」。このバカげた言い訳に、ハルゼーは丸々1分間、何やら検討する顔を見せた後、「バーク、それならよろしい。もし仮に、修理の目的でわが駆逐艦をシドニーにやったのなら、貴様の生皮を剥いでやるところだな」機転の効いた返答のおかげで、バークはさらに気に入られるようになった」p121 「日本人は極めて複雑で入念に作り込んだ作戦が大好きで、しかもいったん実行段階にはいると、途中で止めることも、変更することもできないように思われた」p172 「(米海軍には)海軍情報部の人間を見下す傾向が強かった。背景には艦を指揮したり、飛行機を飛ばしたりできない人間だけが仕方なく情報屋になるという偏見があった」p257 「注意力の散漫や、間違った判断、長くよじれて時に寸断される指揮系統というものは、戦争の歴史を通じて例外ではなく、むしろ通常のことである」p383

Posted by ブクログ

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