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オタバリの少年探偵たち 岩波少年文庫155
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/09/17 |
JAN | 9784001141559 |
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- 児童書
オタバリの少年探偵たち
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オタバリの少年探偵たち
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
w w2終戦後のイギリスを舞台に、ごく普通の(!)少年らしい少年たちが大活躍する話。 面白かった!新約で読みやすいのはもちろん、少年のドタバタが活き活きとしていて、目の前を手作り戦車が走っていくよう 個性豊かな少年たちを応援するのが楽しい一冊 表現がオシャレなのだよねぇ
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ミステリー作家が一冊だけ子供用に書いた児童書とのこと。 ミステリーはまず、あっと思わせるような事件から始まる。このお話はなぜこれを「僕」が書いている理由の説明から、どんなふうに書いていくかの説明で始まるから、ミステリーを読んだことのない子供たちにも、スッと入っていけるんだと思う。...
ミステリー作家が一冊だけ子供用に書いた児童書とのこと。 ミステリーはまず、あっと思わせるような事件から始まる。このお話はなぜこれを「僕」が書いている理由の説明から、どんなふうに書いていくかの説明で始まるから、ミステリーを読んだことのない子供たちにも、スッと入っていけるんだと思う。 少年たちが、真剣で、仲間のために悪い人たちと戦う話で、騙されてしまうこともあるから、ハラハラしながら夢中になって応援した。 戦う意味が、ちゃんと理解できるから、子供達も夢中になれると思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
集めたお金を取り戻せ! 2チームに分かれて戦争ごっこに励んでいたところ、ニックが学校の窓を割ってしまった。少年たちは講和条約を結んで窓を弁償するお金を稼ぐ。しかしそのお金が消えてしまう。預かっていたテッドに疑いがかかったが、捜査を始めたとこテッドの無実と、悪者たちの疑わしい行為が明らかになる。はたして少年探偵たちはお金を取り戻せるのか? 戦後すぐ、イギリスの少年たちによる悪党との対決を1人のレポートとして書いた物語。組織された軍隊や連絡方法、ヤミ市、孤児、空襲の跡など戦争の遺産も見られる。最初に訳者が断っていたように、この時代を知識として知っておくことが、この物語を楽しむために必要かもしれない。 しかし、この物語の魅力はいきいきとした個性的な少年たちだ。いつも冷静でリーダー格のテッド。作戦を立て周到に準備をし仲間に指示を出す素晴らしいリーダーである。自分もきびきびと動き、危ないところには進んで行く。また、もう一方のチームのリーダーであるトピーもいい。口が達者で頭の回転が速いらしくピンチをうまく乗り越えていく。対立していた相手でも理があればすぐに休戦して協力できる柔軟さを持っている。テッドとトピーが2人で倉庫に忍び込む場面はとても楽しかった。 また、ことの発端になったニックもよい。戦争で両親を亡くして親戚に世話になっている。彼の窮地を救おうとテッドたちはこの作戦を始めた。テッドが疑われたとき、真っ先にニックはテッドの無実を訴え、何があってもテッドの側に立つと宣言した。その気持ちはラストに身を挺して悪者からテッドを守った突撃で証明される。少しぼんやりしていると最初では紹介されるが、強く、優しい少年だ。 そのほか要所で重要な役割を果たすウェイクリーもいいが、歴史家を自称し、この物語の語り手となっているジョージもよい。中立をと言いながらテッドのもっとも近い友であろうジョージは、テッドを実に熱を持って魅力的に紹介してくれる。読者は少年たちと一緒になってドキドキハラハラし、ラストでは喝采を叫ぶだろう。ジョージがこの一連の事件に興奮し、ここに書いたように。 ケストナーのエーミールや飛ぶ教室が好きな人はぜひ読んでほしい。あの頃のたくましく溌剌とした少年たちの姿がここにある。 著者は幼い頃に少しグレート・モルヴァーンにいたらしい。昨夏訪れたので何かご縁を感じた。また挿絵が好きな感じだと思っていたが、やはりファージョン『ムギと王さま』の人だった。
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