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好戦の共和国アメリカ 戦争の記憶をたどる 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/09/22 |
JAN | 9784004311485 |
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好戦の共和国アメリカ
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
アメリカの歴史を戦争という観点から振り返る。西欧諸国のように主権を抑えてでも平和を実現させようと奮闘するのに対して、アメリカは自分たちの主権は何としてでも守り抜くという意志が強い。アメリカ最大の内戦であった南北戦争を通じて、アメリカ人は武器のおかげで連邦制が守られたと考える。そ...
アメリカの歴史を戦争という観点から振り返る。西欧諸国のように主権を抑えてでも平和を実現させようと奮闘するのに対して、アメリカは自分たちの主権は何としてでも守り抜くという意志が強い。アメリカ最大の内戦であった南北戦争を通じて、アメリカ人は武器のおかげで連邦制が守られたと考える。その為、銃で個人の生命、財産を守ろうという「武装した民主制」が特徴的である。また米西戦争に勝利したことで、海外の植民地の領有、すなわち大陸帝国から海洋帝国へと変遷したことは、アメリカのターニングポイントである。
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独立への道―植民地戦争と独立戦争 対欧「孤立」と大陸内「膨張」―第二次米英戦争とアメリカ・メキシコ戦争 内戦の悲劇と海洋帝国化―南北戦争と米西戦争◆新世界秩序の構築―二つの世界大戦 「パクス・アメリカーナ」と局地戦争―朝鮮戦争とベトナム戦争 ポスト冷戦下の民族・宗教紛争とアメリカ...
独立への道―植民地戦争と独立戦争 対欧「孤立」と大陸内「膨張」―第二次米英戦争とアメリカ・メキシコ戦争 内戦の悲劇と海洋帝国化―南北戦争と米西戦争◆新世界秩序の構築―二つの世界大戦 「パクス・アメリカーナ」と局地戦争―朝鮮戦争とベトナム戦争 ポスト冷戦下の民族・宗教紛争とアメリカ―湾岸戦争と対テロ戦争 著者:油井大三郎、1945鎌倉市、歴史学者、東京大学教養学部→同大学大学院社会学研究科、東京女子大学現代文化学部教授・東京大学名誉教授・一橋大学名誉教授
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アメリカが建国してから、2001年のテロを経てアフガン戦争、イラク戦争に至るまでの様々な戦争とその記憶の変容を解説した本。戦史、という切り口から迫ったアメリカ政治の通史。 「なぜデモクラシーを標榜するアメリカが戦争好きなのか」というテーマで書かれた本で、各時代によって戦争の意...
アメリカが建国してから、2001年のテロを経てアフガン戦争、イラク戦争に至るまでの様々な戦争とその記憶の変容を解説した本。戦史、という切り口から迫ったアメリカ政治の通史。 「なぜデモクラシーを標榜するアメリカが戦争好きなのか」というテーマで書かれた本で、各時代によって戦争の意義が変わっていったのが分かる。南北戦争の悲劇性というのがよく分かった。また、第二次世界大戦が「よい戦争」として記憶されている、というのも興味深い。そこからベトナム戦争が「史上初の敗戦」として記憶され、そういったことが現在のイラクの情勢に影響を与えているという流れがよく分かる。この本は、オバマが大統領になる前の選挙戦のところで終わっていて、もっと先が読みたい気になる。(14/01/24)
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