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いやしい鳥
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いやしい鳥

藤野可織【著】

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いやしい鳥

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/09/12
JAN 9784163274409

いやしい鳥

¥550

商品レビュー

3.1

16件のお客様レビュー

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2024/03/24

「胡蝶蘭」 胡蝶蘭の「顔」を思い浮かべると、確かに猫だの鳩だのゴキブリだの殺せるに違いないと思った。 不気味さと吐き気を感じるが、私はベジタリアンではないので、と思い直し読み進めるうちに、分け前を欲しがるシーンでは胡蝶蘭を可愛く思うようになっていた。 「溶けない」 ユーリノルシュ...

「胡蝶蘭」 胡蝶蘭の「顔」を思い浮かべると、確かに猫だの鳩だのゴキブリだの殺せるに違いないと思った。 不気味さと吐き気を感じるが、私はベジタリアンではないので、と思い直し読み進めるうちに、分け前を欲しがるシーンでは胡蝶蘭を可愛く思うようになっていた。 「溶けない」 ユーリノルシュティンの「話の話」で狼が脅しに使われる子守唄が出てくるけれど、恐竜が今回のそれで、それに年を重ねても引き摺り込まれて連れ戻される感じ。 「いやしい鳥」 自宅のレースのカーテンを見る度に連想してしまうようになった。上手なのかもしれないが、ひたすら不愉快な物語だなあという感想を持った。

Posted by ブクログ

2020/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

え、、、どうゆうことー!!? 怖かった。。。 話が三つあるうちの 話の順番が、 いやしい鳥→ 溶けない→胡蝶蘭 でよかった。。。 いやしい鳥が怖すぎて、、、 いやしい鳥、、、なぜ色んな人の証言なのか、 入りづらかった。。。理解するのに時間かかる。けどなんとか読んだ。そして、怖くなった。 なんた。これは!作戦なのか。。。 どれにも共通してるのが食われるって感覚なんだけど、夕方、グエムルって怪物出てくる映画見たせいで、余計に想像された。 三つの話の中では、 溶けないが、面白いと感じるところが多々あった。 日常感が所々あったからだろうか。 胡蝶蘭は可愛らしくも思えた。 おんなじ人が三つ書いた感じがしなかった。 いやしい鳥は、妙にグロテスクな映像が頭に想像されて、、、だから、凄いのか。 うん。妙に、怖かった。文の感じも全体的に荒い空気が漂っていた。妙に雑な感じが、息継ぎもないような主人公の語りが続く所が、綺麗に作られた作り物というより。本当にあるものを羅列して。錯乱して、切れっぱなしの布みたいに、だから。怖かったのかも知れない。どこかそこが街頭インタビューかニュース番組でも見てるような、ドキュメンタリーのコメントのような、あーそう思ったら、面白い作品かも知れない。怖くて拒否反応がすごかったけど、後になって、そう思わせてきた、構成?というか、書き方というか 、、なんで三つの中で『いやしい鳥』がメインになってるんだと思ったけれど、こう考えていくと、なんだか、腑に落ちた。 怖かった。。。最初、星2にしようと思ったけど、 あの書き方は、似たような題材を使いながら、 それぞれにあった、文の書き方で書いてるのかも知れない!?と思ったら、星4つになった。 恐怖のち、不穏のち、謎の達成感と汗をかいた後の爽快感?がある本だった。

Posted by ブクログ

2019/10/18

ここまでわけのわからない小説を読んだのは初めてかもしれない。 奇をてらったかのような擬音もしっくりこない。 感情的にも感覚的にも文章的にも、まったく反りが合わなかった。

Posted by ブクログ

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