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新選組 幕末の青嵐
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新選組 幕末の青嵐

木内昇(著者)

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新選組 幕末の青嵐

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスコム
発売年月日 2004/04/26
JAN 9784776201601

新選組 幕末の青嵐

¥550

商品レビュー

4.4

30件のお客様レビュー

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2023/12/31

年末年始は新選組を楽しもうと思って一気読み。役者もドラマも分かっていても楽しめる。何より、参考文献も引きながら、史実により忠実に再現しようとしている小説である事や隊士一人一人の目線での描きは秀逸。満足感ある読書。 思想がない時勢が読めていないという不満と、口先だけで腹が座ってい...

年末年始は新選組を楽しもうと思って一気読み。役者もドラマも分かっていても楽しめる。何より、参考文献も引きながら、史実により忠実に再現しようとしている小説である事や隊士一人一人の目線での描きは秀逸。満足感ある読書。 思想がない時勢が読めていないという不満と、口先だけで腹が座っていない覚悟がなく宗氏替えでフラフラする連中への不満が錯綜する。近藤や土方に対しては前者であり、結局、新選組が何を目指したのかは定まらない。時代がそうだったのだが、薩長に翻弄されながら、いや、幕府の意向にも振り回されながら志士としての人生が詰んでいく。行くも地獄引くも地獄の状況下、何に大義を見出すか、人間関係に悩まされながら死に場所を求める。 命が軽かったのではなく、それ以上に重いものがあった時代。また、慣習に盲目的に従い、前例主義では生きられない黒船迫る幕末。自分の頭で考え、自分の命を賭けての行動において、どうしようもなく、短絡的で義侠心もないような人物と、大義を貫く人間の違いがよくわかる。やっぱり、新選組は良い。

Posted by ブクログ

2018/02/17

様々な人物の視点から描かれる、新撰組の始まりから終りまで。 群像劇を最大限に活かしたつくり。 私のイメージに反しないキャラクター。 まあ、順当という感じだった。 沖田の切なさ、土方のあがきと格好良さ。 時代に取り残され、滅び行くからこその輝き。 久しぶりの新撰組モノ。やっぱり好...

様々な人物の視点から描かれる、新撰組の始まりから終りまで。 群像劇を最大限に活かしたつくり。 私のイメージに反しないキャラクター。 まあ、順当という感じだった。 沖田の切なさ、土方のあがきと格好良さ。 時代に取り残され、滅び行くからこその輝き。 久しぶりの新撰組モノ。やっぱり好きなんだなあ。

Posted by ブクログ

2017/09/06

数多くの新撰組の漫画、小説を読んだが一番素晴らしく隊員の個性や良さが書かれていた。土方さんの最後かっこよすぎる。最近注目の作家さんの木内さん、これからもよい作品をお願いします。

Posted by ブクログ

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