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環境 思考のフロンティア 思考のフロンティア
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2003/10/17 |
| JAN | 9784000270038 |
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環境 思考のフロンティア
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環境問題の解決方策を論じるにあたり、経済学からのアプローチを採る。ただしリベラル的な思想背景が透けて見えるようだ。 後半はほとんどパットナムの研究を紹介しつつ、「市民ネットワークの強化」「地方分権」「アンチグローバルおよびアンチ私的資本」「所得再分配と環境税の政策ミックス」を、あ...
環境問題の解決方策を論じるにあたり、経済学からのアプローチを採る。ただしリベラル的な思想背景が透けて見えるようだ。 後半はほとんどパットナムの研究を紹介しつつ、「市民ネットワークの強化」「地方分権」「アンチグローバルおよびアンチ私的資本」「所得再分配と環境税の政策ミックス」を、あるべき公共政策の原理であると匂わせている。 これでは、環境保全についての議論なのか、資本主義批判なのか市民運動の称揚なのかよくわからない。 嘉田知事のようなアンチグローバル、アンチ成長路線、アンチ私的資本という立場は、環境保全や市民の紐帯強化(これを「社会共通資本」とか「社会関係資本」とか綺麗な呼び方をするのだが)と理論的にうまく結びつくように見えることがよくわかった。 全体はごく読みやすい。また、「持続可能な発展」についての各論者の定義、社会関係資本としての市民ネットワークの考え方、アトランタにおけるグローバリズムの悪影響?についての説明は、とても面白い。
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