- 中古
- 書籍
- 文庫
春の城 新潮文庫
定価 ¥649
220円 定価より429円(66%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2003/04/01 |
JAN | 9784101110011 |
- 書籍
- 文庫
春の城
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
春の城
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.5
15件のお客様レビュー
サンドイッチ伯爵が作…
サンドイッチ伯爵が作ったから、サンドイッチって言うんだよ。
文庫OFF
阿川弘之、デビュー作。 「雲の墓標」の衝撃と感動に、こちらへとさかのぼって読んだ。 3月から読み始めて、今! ・・・途中、何度も中断したのに、よく投げなかったものよ・・・ それもこれも、筆力、テーマの力。 学徒動員され、内地での暗号解読業を経て、中国へ・・・ そして終戦。 故郷...
阿川弘之、デビュー作。 「雲の墓標」の衝撃と感動に、こちらへとさかのぼって読んだ。 3月から読み始めて、今! ・・・途中、何度も中断したのに、よく投げなかったものよ・・・ それもこれも、筆力、テーマの力。 学徒動員され、内地での暗号解読業を経て、中国へ・・・ そして終戦。 故郷広島の悲劇。 阿川氏は主人公と同じく、広島で聞き書きを重ねたのだろう。 当事者故にわかることも多々ある。 ちょうど広島サミットにあわせ、読み終わった形。 今すぐの結果はでないだろうが・・・ ただの「貸座敷」で終わらないサミットであってほしい、と 読後、説に願う。 ただし、小説は、解説の猪木直樹氏がいうように、 青春小説。原爆小説ではない。
Posted by
「戦争小説を読むんだ!」との強い覚悟でページを進めていたけれど、後方部隊配属の学徒出身兵が主人公で、全編を通して激しい戦闘描写はなく、大学で青春を謳歌していた学生が戦争に駆り出された体験談が淡々と描写されていた。 それでも、原爆の段になると、過激な描写はないものの、その無慈悲な兵...
「戦争小説を読むんだ!」との強い覚悟でページを進めていたけれど、後方部隊配属の学徒出身兵が主人公で、全編を通して激しい戦闘描写はなく、大学で青春を謳歌していた学生が戦争に駆り出された体験談が淡々と描写されていた。 それでも、原爆の段になると、過激な描写はないものの、その無慈悲な兵器の恐ろしさに身が震えた。 避けえない戦いもあるだろうけど、殺戮で決着をつける戦争は極限まで避けなければならない。 それを戦って、又は耐え抜いてこられた先人に感謝したい。
Posted by