「また会いたい人」と言われる話し方 入門江戸しぐさ

越川禮子【著】

• 販売会社／発売会社: 教育評論社
• 発売年月日: 2008/09/09
• JAN: 9784905706298

商品レビュー

2012/11/14

江戸の町では、人々が気持ちよく暮らすための言葉遣いや礼儀やふるまいに気を使っていたのが分かる本です。
現代にも十分通ずるものばかりで、人とひとの関係で大切なものというのは普遍であると気づかせてもらえます。
とても大事に思えたものをあげます。

・あとひきしぐさ＝別れ際に、反対に数歩進んでから後を振り替えるようなしぐさ
・見て分かるものを口にしない。読めば分かるものを聞かない
・何かを知っているかと人にたずねるのは失礼としていた
・後になって相手の身分が高いのを知り、「そんなにお偉い方とは知らずに…」というのは、失礼にあたる。江戸では、身分に関係なく誰とも誠意をもって接することを大切にしていた

2012/06/09

江戸しぐさの解説本。お互い気持よく世渡りできる知恵であり、立場を自覚したしぐさから教えられることの多さには感服。シンプルでありながら奥が深い。慎ましさや謙虚さなど、根幹は実に簡単。でも言葉による解説でまた理解が深まる。

2012/03/10

江戸しぐさは美しい
これこそ「社会のマナー」だ
何度も読み、何度も実践して、身につけたい、と思える内容