クロク、ヌレ！

真梨幸子【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/09/06
• JAN: 9784062149624

商品レビュー

2022/12/06

うーん、登場人物が多くごちゃごちゃしてた。魅力的な人物がいなくて足の引っ張り合いのようなところもあり、最後まで読んで謎が解けても爽快感はなかった。

2020/08/15

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プールで謎の死を遂げた世界的流行作家“ジョー・コモリ”。かつてやり手だった広告代理店勤務の深田貴代美と、売れっ子プランナーの嶋本ミチルは、プライドを懸けた一世一代の大企画のため、彼の人生を追い始めた―。やがて浮かび上がる無名画家の非業の死!!二人の間に一体何があったのか。
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N電気の新製品CMの企画を考えるうちに目を止めた、流行作家ジョー・コモリの死の謎と、彼にまつわる事々に関する調べを進める、貴代美とミチル。一族の厄介者だった自称画家の義兄・岩代章夫の遺作を思いつめたように集め、何事かを成そうとしている岩代久仁枝と、それを手伝う娘の章子。それぞれの目線でそれぞれの物語が語られ、ときどき、もはやこの世の者ではないジョー・コモリの語りが挿みこまれる。それが、ある種の謎解きと言えばそうなのだが、現世の人たちは、それぞれの立場から組み立てたストーリーにしがみつくばかりで、真実になかなか辿り着かないのが、不思議でもどかしい。誰もが何も成し遂げられないままの物語とも言えるのかもしれないと思わされる一冊でもあった。

2016/12/24

これも初期の作品。第5作目。これもいまいちだった。次々と書き手が変わって、それはいいんだけど、結局何だったんだ、というか、やっぱ結婚なんていいもんじゃないなというか。広告代理店っていい商売じゃないよなと思う。最先端ぶって。なんかいろんなのが詰め込まれ過ぎてる感じもする。団地の話とか面白そうなのに。登場人物が多くてごっちゃになる。一気に読んだのに。岩代彰夫と道夫の関係も訝しい。いくら世話になった兄だからって、こんなにお金を送るもんかね。むー。