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イスタンブールの記憶
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アップフロントブックス/ワニブックス |
発売年月日 | 2008/09/15 |
JAN | 9784847017650 |
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イスタンブールの記憶
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商品レビュー
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十代の少女の全裸死体が、ボスポラス海峡沿岸に建つ美しいヨロス城のそばで発見される。少女は胸を刺して自殺したかに見えたが、奇妙な性行為の形跡があった。イスタンブールの別の場所でも似たような状況で青年が自殺を遂げていた。彼らを自殺に追いやった暗黒の儀式とは?手掛かりを追うチェティン・...
十代の少女の全裸死体が、ボスポラス海峡沿岸に建つ美しいヨロス城のそばで発見される。少女は胸を刺して自殺したかに見えたが、奇妙な性行為の形跡があった。イスタンブールの別の場所でも似たような状況で青年が自殺を遂げていた。彼らを自殺に追いやった暗黒の儀式とは?手掛かりを追うチェティン・イクメン警部とメフメット・スレイマン警部は、やがて地下でうごめくゴス系のナイトクラブや悪魔崇拝へとたどり着く。だがその暗い影の奥にはさらなる事実が隠されている。連続殺人の謎が解けるとき、刑事たちは想像を絶する衝撃と恐怖に襲われる。むせかえるような少女のエロスと死の香りが、イスタンブールの深い闇に交錯する。追いかける刑事達の孤独の横顔。異色の女流作家の官能的バイオレンスノベル。2005年度、最後のシルバーダガー賞受賞作品。 (「BOOK」データベースより) トルコは今まで旅行した中で一番印象的な国だったので、タイトルに惹かれて手に取った一冊。 中を読んでから気が付いたのだけれど、これはシリーズものの7作目でした・・・(日本で出版されたのはこの7作目のみ。前6冊は未だ未翻訳)。 作中で様々な登場人物が、その過去のいきさつをほのめかす部分があるのですが・・・。 結構頻繁にそういった部分が出てくるんですよね。 こちとら初めて読む作品なわけですから、ほのめかされても「???」なわけですよ。 賞を取ったこの作品をまず翻訳ってのは、出版業界の都合ですか? 読者にとっては不親切極まりないですけどね~。 中身についても、魔術云々がからむのはいいんですが、犯人の動機がはっきりしないところがイマイチ。 儀式で門を開いてイスタンブールを守るって・・・、何かの暗示なのか、それとも言葉通りの意味なのか?(それならちょっと電波っぽいぞ、○○○○さん) 8作目以降を読めばわかるのかしら・・・? 話の中にちりばめられた(のであろう)様々な謎&伏線も、うまくかみ合っていないように思えるし、魅力を感じる登場人物もいなかったかな。 ローリー・リン ドラモンドの『あなたに不利な証拠として』を読んだときみたいな、「話の中に入って行けない」感じを受ける作品でしたね。 好みにもよると思うので、お好きな方はハマるのではないでしょうか~。 ≪追記≫ この本、天と小口と地の部分が真紅に染められているんですが、濡れた手でそこを触ると色移りして手が真っ赤になりますよー、(そしてなかなか落ちにくい) お気を付け下さいませ~。
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この本、悪魔崇拝やらハッカーやらゴス愛好家やら魔術師やらカバラやらナチスやらスナッフ・フィルムやら・・・・なんとなく黒く怪しいモノが次々に出てきます。 それでもあんまり違和感を感じないのは、イスタンブールという雑多で、ある意味特殊な街(行ったことないけど)が舞台だからでしょうか?...
この本、悪魔崇拝やらハッカーやらゴス愛好家やら魔術師やらカバラやらナチスやらスナッフ・フィルムやら・・・・なんとなく黒く怪しいモノが次々に出てきます。 それでもあんまり違和感を感じないのは、イスタンブールという雑多で、ある意味特殊な街(行ったことないけど)が舞台だからでしょうか? ストーリーでグイグイ引き込まれるといった話ではなかったとですけど、その怪しげな雰囲気にだいぶのまれて一気に読み切りました。 事件を捜査する刑事がみんな問題を抱えていて、「人生巧くいって無い」感が物語をリアルに装飾しているのもいい味出してて素敵。 あとがきにありますが、実はこの話イクメン警部を主人公にしたシリーズ物の7作目だということ。 他の話はまだ日本語訳されていないようですが、1作目からのシリーズ出版に期待したいです。
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