おもろい会社研究 日経プレミアシリーズ

松室哲生【著】

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2008/09/08
• JAN: 9784532260132

商品レビュー

2019/01/03

『週間ダイヤモンド』の編集長を務めたこともある著者が、長年の経験に基づく独自の視点で挙げた「おもろい会社」を紹介している。

本書でいう「おもろい会社」とは、単に社長が面白いとかやっていることが変わっているということではなく（多分にそうではあるが）、興味を引く、個性的で魅力ある会社を意味している。そのため、どの会社の話も面白く、あっという間に読める。

本書で取り上げられている会社は、新興企業（ベンチャー）ばかりで、創業者の思想が色濃く表れている。これらの会社の次（＝創業者の抜けた後）が気になる。

2012/08/16

週刊ダイヤモンドの元編集長による一冊。第一章は完全に自己満足で引き伸ばした感があって不要だが、各企業については興味深く読める。しかし「シニアコミュニケーション」とかは粉飾決算で残念な結果になっていたりすることを踏まえると、おもしろいビジネスモデルを生み出している会社＝エクセレントカンパニーとはなかなか言い切れないのもこれまた事実であるということが反面でわかりますね。雑誌の連載だったということで納得。世の中にはまだまだおもしろい会社はありそうです。

2010/10/21

ブックオフの105円コーナーで買った新書読破計画第一弾〜西新宿編〜８

タイトルどおり、面白い会社をたくさん紹介してくれる本。ほとんどがニッチ系の企業で大企業とかは載ってません。

最初の面白い会社の定義から、十数社の紹介まで、どれも面白かった。ほんとに心から「この社長、おもろいこと考えるなあ」と思えました。結構ビジネス、そして各会社の業界の専門用語も多く出てきて、勉強にもなりました。

売り上げとか利益とかも一つ一つ載ってて、それはいらないなあとは感じましたが、105円でこの密度はお得なもの。自分の将来に繋がるアイデアもたくさん含まれていたので。