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暗い旅 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2008/09/20 |
JAN | 9784309409238 |
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暗い旅
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暗い旅
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商品レビュー
3.5
24件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
毎年夏になると読みたくなる。倉橋由美子は海を書くのがうまい。この小説は二人称で書かれた珍しいもので、作中の文章は『私は足をはやめる』ではなく『あなたは足をはやめる』と、まるで読者の身にそのまま何かが起こったかのように書かれる。 これは『あなた』という一人の若い女性が、少女から一人の人間へ歩き出そうと、自分を縛る軛から自由へ旅立とうと、前に進もうとしている物語にも思える。 ⚠性加害の描写があります。これも主人公である『あなた』が体験した出来事として書かれるので、苦手な方は読むのをおすすめしません。
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自分には肌の合わない感覚的なロマン作品だった。 二人称呼称と、過去へと断続的に行き来する構成は目新しいが、自己陶酔に満ちた作中人物の言動・想念は共感や理解とは程遠く、完全に閉じられた作品世界だった。
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京都が舞台の本を読んでる。それも時代をさかのぼった作品。これも仏文学の香り濃厚。場面や人物像は理解できるがそのもっと奥に流れるもの、哲学的というか何というか、難しいと感じた。古いもの程奥深いかも。
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