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サイゴンのいちばん長い日 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1985/04/25 |
JAN | 9784167269036 |
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サイゴンのいちばん長い日
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サイゴンのいちばん長い日
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商品レビュー
4.4
26件のお客様レビュー
ずいぶん前に初めてこ…
ずいぶん前に初めてこの本を読んで、「絶対ベトナムに行ってみたい!」と思って未だ実現させてないけど、いつ読んでも古さを感じさせない面白さです。歴史は色あせないってことでしょうか?
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私の持っているこの作…
私の持っているこの作者の本の中で、この本は唯一日記のように日付があるのですが、いつかこの日付けを元に、ベトナムの南北の争い(戦争なのかなあ?)について読んでみたいな~と思わせてくれます。
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「近藤紘一」ので1979年の第10回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品『サイゴンのいちばん長い日』を読みました。 『目撃者―「近藤紘一全軌跡1971~1986」より』、『サイゴンから来た妻と娘』に続き「近藤紘一」作品です。 -----story------------- 目前...
「近藤紘一」ので1979年の第10回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品『サイゴンのいちばん長い日』を読みました。 『目撃者―「近藤紘一全軌跡1971~1986」より』、『サイゴンから来た妻と娘』に続き「近藤紘一」作品です。 -----story------------- 目前に革命政府軍側の戦車が迫っていた。 南ベトナム政権が消滅する瞬間を目撃した数少ない記者の一人が、混乱の只中で見た戦争の国に生きる人間の悲しみとしたたかさ。 1975年3月23日、サイゴン(現・ホーチミン)の空港に降り立った新聞記者が同5月24日、サイゴンを去るまでの2ヶ月間に体験したのは…… 窓を揺るがす爆発音、着弾と同時に盛り上がる巨大な炎の入道雲、必死の形相で脱出ヘリに殺到する群衆、そして戦車を先頭に波のように進攻してくる北・革命政府軍兵士……。 4月30日サイゴン陥落前後の大混乱を、ベトナム人の妻をもち、民衆と生活を共にした新聞記者が、自らの目と耳と肌で克明に記録した極上のルポルタージュ。 ----------------------- これまで漠然としか知らなかったベトナム戦争… その一端を知ることのできた作品でした。 ■プロローグ ■Ⅰ ベトナムと私 ■Ⅱ 陥落前夜 ■Ⅲ サイゴンのいちばん長い日 ■Ⅳ ”解放”後の民衆 ■エピローグ ■文庫版のためのあとがき ■解説 福田隆義 「近藤紘一」作品の特徴ですかね、、、 生命の危険を感じるような体験だったと思いますが、軽い語り口で、その状況を愉しんでいるように描かれており、南ベトナムに対する愛情が感じられる一冊でしたね。 一部でパニックはあったようですが、、、 国が亡びる… 消滅するというのに、人々の反応が意外と淡々としており、解放後に早速、新しい枠組みの中で生活を再開する人々に逞しさを感じました。 豊かな環境に身を置いている南ベトナムの人々の特徴なのかもしれませんが、侵略の歴史の中で生き延びてきた人々のしたたかさを感じましたね。 著者がベトナムで得た教訓… 「無為に時間を過ごすのもまた人生」という言葉が強く印象に残りました。 解放(侵略)された立場でベトナム戦争の一端を知ることのできた一冊… ベトナム戦争のことを、多面的に知りたくなりましたね。
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