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怪人二十面相・伝 小学館文庫
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怪人二十面相・伝 小学館文庫

北村想【著】

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怪人二十面相・伝 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2008/09/04
JAN 9784094083026

怪人二十面相・伝

¥220

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2017/12/16

子供のころから読んできた「怪人二十面相」。 江戸川乱歩の作品を二十面相視点で描いたような作品。 子供のころはおどろおどろしいだけだった二十面相もなんだか人間らしさが滲み出ていてよかった。 最初のほうのサーカスのくだりは退屈だったけど後半、一気にパート2へと続く話の展開はかなり期待...

子供のころから読んできた「怪人二十面相」。 江戸川乱歩の作品を二十面相視点で描いたような作品。 子供のころはおどろおどろしいだけだった二十面相もなんだか人間らしさが滲み出ていてよかった。 最初のほうのサーカスのくだりは退屈だったけど後半、一気にパート2へと続く話の展開はかなり期待を持たせる終わり方だった。途中まではパート2は読まなくてもいいかなぁって思ったけど続けて読んでみようかと思います。

Posted by ブクログ

2014/05/20

えーまあ予想はしてましたが、江戸川乱歩を超越できるほど素晴らしい文章を書ける人なんぞ、一握りもおらんわけで、そのつもりで読み始め、初段の「~した」「~した」という紋切り連発に既にガッカリとなる。また、作者が素晴らしいと勘違いしているらしい謎の繰り返しなど、小説としていかがなものか...

えーまあ予想はしてましたが、江戸川乱歩を超越できるほど素晴らしい文章を書ける人なんぞ、一握りもおらんわけで、そのつもりで読み始め、初段の「~した」「~した」という紋切り連発に既にガッカリとなる。また、作者が素晴らしいと勘違いしているらしい謎の繰り返しなど、小説としていかがなものかと思う表現が特に前半に多いのはいただけない。 さて、激しくネタバレになるのは覚悟の上で、江戸川乱歩のニ十面相を、この作家は「初代二十面相」としたいのか「二代目二十面相」としたいのかが、結局わからぬままである。乱歩の二十面相では、明智に小林だけでなく「戦後焼け出された孤児」が活躍するわけだが、そうすると小林少年は本作で矛盾となるわけである。この作者、少年がたいそうお嫌いなようで、子供の描写が短気で後先考えないあたりも残念。また、二十面相をはじめ、乱歩の小説における名物悪役というのは、概してインテリであり、キャラ作りで乱暴な言葉を発したりするギャップが素晴らしいのであるが、本作のニ十面相は、一貫して教育が足らず、言葉遣いもひどいものであり、乱歩の作品が好きな人は、まちがいなく幻滅するであろうことは先にお知らせしておきたい。

Posted by ブクログ

2012/12/30

映画「K-20」とはだいぶ違うけれど、わたしはどちらも好き。 乱歩の二十面相作品と時代感とか世界観が一緒(当たり前だけど)でこちらのほうがアヤシさが少ないぶん冒険活劇的。 これ一冊だけより、PART2と二冊続けて読むほうが話が完結するのでおススメです。

Posted by ブクログ

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