- 中古
- 書籍
- 文庫
躁鬱対談 角川文庫6201
定価 ¥418
220円 定価より198円(47%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 1985/10/01 |
JAN | 9784041250310 |
- 書籍
- 文庫
躁鬱対談
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
躁鬱対談
¥220
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
『迷子』のカウンター脇に積んであった吉行淳之介コーナーから入手。和田誠さんの表紙もステキだったし、小説作品でしか知らない著者の語りの間合いがすごく良くてうっかり買ってしまったのだった。 「吉行さんは対談の名手と言われた人だったんですよ」「むしろ、こっちのほうで有名くらい」。マス...
『迷子』のカウンター脇に積んであった吉行淳之介コーナーから入手。和田誠さんの表紙もステキだったし、小説作品でしか知らない著者の語りの間合いがすごく良くてうっかり買ってしまったのだった。 「吉行さんは対談の名手と言われた人だったんですよ」「むしろ、こっちのほうで有名くらい」。マスターの言葉どおり、対談のホストがすごくウマい。でも、それは話術でもテクニックでもなくて、吉行氏の立ち位置や醸している雰囲気、大げさに言えば存在そのものがなせる技だったんだろうなと思う。 冒頭の田中小実昌さんとの対談では、コミさんのテキ屋時代に突っ込んでいく。まるで「行っちゃいけない」と言われる悪所に忍び込む少年のように。カルーセル麻紀のモロッコでの手術話には、もうモロにツッコミすぎているんだけど、なんかこうエロさに不潔さがない。モテ男だ。 なんでこんなに、居心地のいい臨場感が行間から漂ってくるんだろうと思う。きっと、このあたりに「名手」と言われるミソな部分があるんだろうな。
Posted by